日本酒オン・ザ・ロック!

毎日暑いですね〜。

これだけ暑いと、ビールなどの喉の渇きを癒す止渇飲料や、スパークリングワインなどの炭酸が入ったもの、そして、キンキンに冷えた白ワインを飲みたくなってきますよね。

一方で、常温で飲む赤ワインは夏場は敬遠されがちで、売り上げが大きく落ち込み、販促に苦労されている酒販店さんもいらっしゃいます。

そして、以前は、日本酒も、そもそも秋〜冬に飲むお酒という先入観があり、甘口のものが多く、酸味が少なくキレが悪いといったイメージがあったことなどの影響から、やはり夏場は売り上げが落ち込む傾向がありましたが、10年程前から、業界全体で「夏酒キャンペーン」を展開するようになり、造り手側の酒蔵も、様々な工夫を凝らして、ラベルのデザイン以外にも、

・フレッシュな生酒タイプ

・酸味の効いたキリッとしたタイプ

・微発泡タイプ

などの商品を投入することにより、需要を喚起する努力を続けてきた結果、

夏にキリリ!と冷やした冷酒を飲む!

というスタイルは、消費者にも定着してきている感があります。夏酒に関しましては、当ブログの記事「日本酒の夏酒ってどういうもの?」をお読みいだければと思います。

今回は、その夏酒の記事でも紹介させていただいた「日本酒の飲み方」の一つであります、

「日本酒をオン・ザ・ロックで飲む」

ということにトライしてみましたので、その感想などまとめてみます。

飲んだのは、以下の2種類のお酒。1本目は木下酒造さんのIce Breaker

木下酒造 Ice Breaker

そして、2本目が賀茂泉酒造さんのROCK HOPPERです。

賀茂泉酒造 Rock Hopper

スペックを比較してみます。

まず、両者とも、

純米吟醸生原酒

です!

そしてラベルの絵は、種類は違いますがペンギンです(笑)。

そして、精米歩合もほぼ同じで、アルコール度数も17%を超えており高めですね。

濾過に関しては、Ice Breakerについては、「無濾過」とラベルに表記してありますが、ROCK HOPPERの方は、無濾過の記載はありません。しかし、賀茂泉酒造さんは、もともと炭素濾過をしない蔵ですし、酒販店さんの、この商品の紹介ページをみても「無濾過」になっていますので、恐らく無濾過なんじゃないかと思います。

実は、余談ですが、この「濾過」に関しても(ここでは詳しくは書きませんが)明確な法的な規定はないですし、業界内での統一したルールもありませんで、そのラベルへの表示の仕方も酒蔵の判断次第という面があります。消費者の混乱を招かないためにルールを作るべきだと思うんですけどね・・・。

さて、そして、この両者をオン・ザ・ロックで飲んだ感想ですが、

これは夏に絶対オススメの飲み方!

です!

氷がカラン、カランとグラスに当たる音が、涼しさを感じさせてテンションが上がりますし、ストレートで飲む時よりも、氷の溶けるのを楽しみながらなので、時間をかけて、じっくり飲めますから、体にも優しいですね。

両方とも、アルコール度数が高いので、最初、氷が溶け始めるまでは、口に含むと「トロみ」を感じます。そして、まず、濃厚な甘みが口いっぱいに広がりますが、決してベタつかず、旨味を伴いながらスっとキレていきます。新酒の段階から、4〜5ヶ月間経ていることで、味もまろやかになっており、アルコールの刺激も強くは感じません。 強いて言えばROCK HOPPERの方が、若干ですが甘みが強いと感じました。

グラスの差もあると思うのですが、香りは、若干Ice Breakerの方が強いかな?という印象です。何故、Ice Breakerの方は普通のロック・グラスでなく、ワイングラスで飲んだかというと、このお酒を購入した時に、杜氏のハーパーさんのメッセージカードがついてまして、そこには、飲み方として、

「ワイングラスに入れて」

という言葉が書いてあったからなんです。今年は非公開になっていますが、以前のビンテージのものでは、「きょうかい9号酵母」を使っていましたので、もし今年もそうであれば、吟醸香が、そこそこあるはずで、だからこそワイングラスでのオン・ザ・ロックにこだわっているのかも知れません。

そして、日本酒オン・ザ・ロックの醍醐味は、何と言っても、

氷が徐々に溶けていくことによる味わいと香りの変化

です。

氷が溶けていくに従って、徐々に「トロみ」はなくなって、よりスッキリとした飲み口になるのですが、水で薄まったことを感じさせない、しっかりとした、でも最初に比べると質の違う甘みを感じることができます。

氷が溶けた水によって、アルコール度数も落ちていきますので、スルスルと飲めて、当然、温度は冷たいままですので爽快感も、どんどんアップしていきます。

結局、ポイントなのは、両者とも、

①「生」でフレッシュさを確保している

②原酒でアルコール度が高い

③しっかりとした味わいの骨格を持ったお酒である

という共通点があることですね。

中でも、一番大切なのは③だと思います。

木下酒造さんの「玉川シリーズ」は、独特のコクがあって、お燗にも向くものが多いですし、賀茂泉酒造さんも純米酒にこだわった骨太で、これまたお燗にピッタリのお酒を得意とする酒蔵さんですので、ここでも共通点が多いと思います。

こうした観点から、オン・ザ・ロックという新しい飲み方にマッチしそうなお酒を探してみて、酒蔵さんが推奨していなくても、

勝手にオン・ザ・ロック!

してみるのも楽しそうですよね!

是非お試しを!

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