浅田真央BEYOND The Final 立川公演‼️

こんにちは。遂にBEYOND終わってしまいましたね。

と言っても、もう2週間近く前ですが・・・。私は、幸運なことに、7月1日からの全15公演を観れたのですが、昨年の9月以来、ずっと応援し続けてきたBEYONDが終わってしまったことで、少し”放心状態”で、先週末はブログを更新することが出来ませんでした。まあ、これから暫くの間、「真央ロス」、「BEYONDロス」の状態になることは避けられませんが、サンクスツアーの終了の時と違って、来年秋のMAOリンクのオープン、そして、それに向けての新しいショーの準備・開催も期待できますので楽しみに待ちたいと思います。

さて、そして、何から書くべきなのか、まさか15公演全てに関して書くわけにもいかないので、特に印象に残っていることについて書いていきたいと思います。

まずは、会場ですが、3月と同じこちらのARENA TACHIKAWA TACHIHI。特に後半は、外気温も信じられないくらい暑くて、会場も観客の熱気もあるので、Tシャツ1枚で過ごせる状態でした。

そして、今回の座席表はコチラ。

下の写真の3月の公演時の座席表と比べると、アリーナ席の設定が色々と異なっているのがわかります。まず、北側のロングサイドの席番の振り方が逆になってます。そして、3月はアリーナの備え付けの座席を、ほぼそのまま利用していたので、非常に座り心地も良くて、ゆったり観れたのですが、今回は、全てパイプ椅子に取り替えることによって、両ロングサイドの席が79番まで増えていて、更にロングサイド南側は3列に、ショートサイドも7列まで増設されていました。千秋楽公演の需要を考えて、少しでもアリーナ席を増やそうとしてくれたということですね。

そして電子チケットのスタンプはコチラ。千秋楽公演ですから、まあ、これになりますよね。いつもながら可愛いです!この衣装で、ショートサイドの真ん中で、くるくる回ってくれる真央ちゃんを観るのも好きでした(笑)。

そして会場には贈られた花が沢山飾ってありました。中でも、ほっこりしたのが、このメンバーからのお花。チームの雰囲気の良さ、座長との絆の強さを感じました。この他にも、マツコデラックスさん、ミッツマングローブさんからの花もありましたので、きっと、これから番組に出演するんでしょうね。

いつもゴミ袋をいただいて有り難かった、引っ越しのサカイさんのパンダもSing Sing Singの帽子を持ってて可愛かった!

さて、公演についてですが、まず、BEYOND The Finalはには、これまでの公演に更に「スペシャル・プログラム」が加わるということでしたが、それがどんなものだったのか?と言いますと、公演終了後の挨拶を終えて、メンバーが周回をして、一度バックステージに下がったあと、もう一度、天女、いやジュディ・オング?みたいな幻想的な衣装に着替えて、全メンバーが登場して、演技をした後、メンバーが1人づつ紹介されて退場し、最後に真央ちゃんが3方向にお辞儀をして天界に旅立ってしまう!?といった形のエンディングとなっていました。周回が1回になってしまったのと、今までみたいに、はっちゃけて、大盛り上がりの中で公演が終了する形ではなく、しんみりと終わるのは、少し寂しい気もしましたが、美しいピアノでのBEYONDのテーマ(演奏は辻井君???)に合わせて、これまた美しい照明の中で繰り広げられる幻想的な世界は凄く印象的で素晴らしかったです。

そして、今回の千秋楽公演では、宮城公演から怪我のために出演を見合わせていた優君の動向も注目されていました。実際は、極一部のプログラムへの出演で復帰できたのが7月12日の公演で、その後の公演では、Pick Yourself Upでスピンを披露するなど、徐々に出番を増やしていき、エルニとタッカーが演技時間を長くすることと、皆んながフォーメーションや振り付けを一部変更して、一丸となってカバーする形で大千穐楽を無事にメンバー全員で迎えることが出来ました。実は、優君が復帰した7月12日の公演後の挨拶では、真央ちゃんが感極まって言葉に詰まる場面がありました。やはり、ここまで頑張ってきたメンバー全員で最後まで演じ切りたい!という思いが強かったんでしょうね。

それから、この千秋楽公演では、残り11公演となったところから、毎公演終了後、メンバーが1人づつ、挨拶するという機会が設けられまして、各メンバーが各々の「BEYONDへの想い」、「メンバーへの想い」、「座長への想い」、「スタッフやファンへの感謝の気持ち」を熱く語ってくれて、真央ちゃんも、メンバー達も、我々ファンも、その内容に時には泣いたり、時には笑ったりと忙しかったです(笑)。実丘ちゃんやタッカーも、堂々と素晴らしいコメントをしてくれて、スケート以外でも、成長を感じました(笑)。そんな中でも、個人的に特に印象に残ったのは、以下の3つです。

①遥ちゃんの強烈な「真央愛」

②柴田君の名言「真央ちゃんをリフトするということは”国の宝”をリフトするということ」

③岳斗先生が語った「昼公演と夕方公演の合間の真央ちゃんの練習の話」

ここでは、その中で、岳斗先生の話について、もう少し詳しく書きたいと思います。

Twitterでも、話題になったので、ご存じの方も多いと思いますが、7月12日の公演のバラード第一番の演技で、真央ちゃんの最初のジャンプ、3Loが2Loになってしまって、余程悔しかったのか、その後、

2Aを4回連続で跳ぶ!

という、とんでもないものを見せてくれました。実は、私は、その公演はロングサイドの最前列で観れてまして、まさに、4回目のアクセルは、自分に向かって跳んできてくれるかのような位置でしたので、予想外に2Aの軌道に入った時の驚きは今でもハッキリと覚えていますし、見事に着氷した後は、全身に鳥肌がたちました。結果的に全103回の公演で、2Aを4回跳んだのは、この公演だけでしたので、本当に貴重な体験でした。で、話を戻しますと、実は、その次の公演、7月15日の昼公演でも、やはりバラ1の3Loが抜けて2Loになってしまい、もしかして、また2A4連続が来るかな?と思って観てましたが、3回目の2Aで転倒してしまって、実現しなかったんですよね。

で、ここからが岳斗先生の話なのですが、その昼公演が終了して、夕方公演まで、僅か3時間しかない、身体を休めなきゃいけない時に、真央ちゃんが、ずっと練習(おそらくジャンプの)を練習をしていて、それを岳斗先生も見守っていたということで、

「どんな人間でも失敗はするが、その後の行動で、その人間の器が、どれだけ大きいかがわかる。そんな器の大きい人と一緒にやってこれたことを光栄に思う」

というような話をしてくれたと記憶してます。真央ちゃん、本当に悔しかったんだと思います。以前も言ってましたが、

「観客の中には、その公演だけしか観れない人もいるのだから、常に全力でベストの演技を見せたい!」

という想いで臨んでいるという証ですよね。

因みに大千穐楽のバラ1では、ジャンプを全て見事に決めて、3本目の2Aを着氷した後には、凄く嬉しそうな笑みを浮かべているのが印象的でした。是非、円盤のバラ1は大千穐楽公演の演技をお願いしたいです!

あと、真央ちゃんは、公演後の挨拶で、よく、

「毎公演、毎公演、緊張しているし、無事終わってホッとしている」

という発言をしていましたが、この立川での千秋楽公演では、自分も、最後まで怪我なく無事に終えて欲しい!という想いが、これまで以上に凄く強くて、一度失敗したことのある、シェヘラザードでのリフトや、最近は失敗のない白鳥でのスロージャンプの瞬間は、少し緊張して観てましたし、黒鳥真央が登場した直後の柴田君と岳斗先生による高いリフトで、少しバランスを崩しそうになった時には心臓が止まるか?と思うくらいドキドキしてました。こうした演技中のジャンプやリフトでのリスクだけでなく、コロナや他の感染症も流行してましたから、私生活でも細心の注意を払って過ごしていたんだろうなと思うと、本当に頭が下がりますし、休むことなく完走できたのは凄いことですよね。

それから、BEYOND The Finalの観客の声援、どの公演もすごかったですけど、真央ちゃんに、「BEYOND史上、最高の盛り上がり」と言わしめた7月1日の夕方公演は、確かに凄くて、観客の年齢層が若くて、普段と違う雰囲気を感じましたが、その後、大千穐楽が迫ってくると、どんどんボルテージは上がってきて、エアウィーブの特別公演も凄い盛り上がりでしたし、大千穐楽公演では、会場が暗くなったところから、もう大声援が沸き起こって、それからスケーター達の素晴らしい演技と共に観客も一体となって、エンディングまで駆け抜けていく!といった感じで本当に一生の思い出になる体験でした。

それにしても、サンクス・ツアーでも、感じましたが、BEYONDを通じて、我々は更に真央ちゃんのプロデューサーとしての才能を再認識しましたよね。曲選びは自身の滑った曲で、これまで使ったことのないものを選んだということでしょうけど、Sing Sing Sing、シェヘラザード、カルメン、白鳥の湖といった曲のアレンジに、全く違和感がなく、本当に自然な流れで心地良く聴けるものでした。そのままCDにして販売して欲しいくらいです。

そして、その曲順も、華やかなSing Sing Singのオープニングから、ミュージカル調のI Got Rhythmときて観客をショーの世界に引き込み、ラベンダーのペアプロで、しっとり魅せた後は、Say Hey KidとPick Yourself Upで都会の煌びやかな雰囲気を演出し、そこからの驚愕のシェヘラザード。

そして華やかでテンション上がる「カルメン」の後は、固唾を飲んで真央ちゃんの技を観るしかない圧巻のバラ1。真央ちゃんのソロの後は、振り付けが斬新な群舞の「幻想即興曲」と、男性スケーターの各々の個性が光るシュニトケ・タンゴ。そして、氷上でバレエを表現するとこうなる!という超大作の白鳥の湖で拍手が鳴り止まない状況が生まれ、そこからのチャルダッシュで手拍子隊が良い仕事して、更にスケーター、観客ともにテンションが上がったところで、興奮をMAXまで引き上げる超絶技巧・超絶プログラムのカプリース!ですから、この展開、本当に、たまらなかった!ですよね。

あと、スケーターの配役も本当に絶妙ですし、振り付けも斬新だし、どの衣装も素敵だし、本当に終わってしまうのが残念で仕方ないです。以前も書きましたが、MAOリンクが出来たら、時々、再演して欲しいくらいです。

でも、大千穐楽終了後、真央ちゃんは自身のinstagramで、

「次はBEYONDを超えるものを創りたい。またお会いできる日を楽しみにしています」

と言ってくれていて、今回のBEYONDで手応えを感じたと思いますし、以前、

「(ショーに関する)アイデアはたくさんある」

との発言もありましたから、また、きっと我々の想像を遥かに超える新作を観せてくれると確信していますので、その時を待ちましょう!

とにかく、今は、ゆっくり身体を休めて、しっかりと充電して欲しいです。

また、もしかしたら「BEYONDの想い出」みたいな形で、作品別、スケーター別の投稿をするかも知れませんが、一旦は終わりにします。

それにしても、MAOリンク、本当に楽しみです!

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浅田真央BEYOND The Final 立川公演‼️” に対して1件のコメントがあります。

  1. meiling より:

    こんばんは。

    ブログ更新、今気が付きました。公演の様子レポありがとうございます。
    全公演参加されたんですね、すばらしい。
    キャストの皆さんのあいさつ、楽公演の様子もDVDで残してほしいですね。
    いろいろありましたが無事に完走できてほんとに良かったです。
    座長の真央さんの重圧はいかばかりだったかと思います。

    できましたら「BEYONDの想い出」の方もよろしくお願いいたします。

    BEYONDロス、寂しくてたまりませんね。ブルーレイが待ち遠しいです。

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