浅田真央サンクスツアー 広島公演‼️
こんにちは。
先週の金曜日からのMTT広島公演をアルソア・パーティーを含め、全5公演観ることが出来ました。
金曜日の公演は県外優先枠、2公演は県民優先枠で取れて、残り2公演は「戻り」で取れました。
それにしても、今回の広島公演、とにかく会場の盛り上がりが凄かったです。金曜日の公演は「県外優先」でしたので、アイスショーにも慣れている熱心な真央ファンが全国から集結したからなのかな?と思っていましたが、土曜日も日曜日も全ての公演で、最後は「総スタオベ状態」で、「真央ちゃ〜ん、真央ちゃ〜ん」、「舞ちゃ〜ん」「無良く〜ん」の大歓声が会場に響き渡りました。全ての公演で真央ちゃんがラフマオの5連ジャンプを完璧に決めた!ことで、エンディングに向けての観客のボルテージが一気にあがっていったことも大きかったと思いますが、キャスト全員の演技のレベルが凄く上がっていることで、ショーとしての完成度が、どんどん高まっていて、それが観客にも伝わるからだと思います。
それと、広島県民は、CARPの応援で、大声出しながらスクワットすることに慣れているので、座席から立ち上がることにも慣れてるし、声も自然と出るんじゃないか?という気もします(笑)
真央ちゃんも何度も「こんな素晴らしい会場でショーが出来て幸せです!」って言ってくれて、観客の中にも、カープ の応援に使う「最高で〜す‼︎」タオルを掲げる人が何人もいて、本当に最高に幸せな時間!でした。
あと、忘れちゃいけないのがMCコーナーの充実ぶり。舞ちゃん、本当に大活躍でした。金曜日の公演は、県外優先だったこともあって、観客に向かって「北海道から来た人?沖縄から来た人?」といった具合で質問をして、手を挙げた人にマイクで質問したり、マイクの届かないスタンド席のお客さんにも声を掛けたりの大サービス。土曜日は、日本シリーズの真っ最中ということで、舞ちゃんが新井さんと鈴木誠也の応援歌を歌ってくれて、橋本誠也君が鈴木誠也の赤ユニを来てくれて盛り上げてくれました。方言では、舞ちゃんが、やはり「ぶち」を連発してくれて可愛かったし、広島の食べ物に関しても「最高に美味しかった!」と何度も言ってくれて広島出身者として嬉しかったですね。食べ物については、お好み焼き、あなごめし、もみじ饅頭、俵むすびが挙げられていて、牡蠣の話題はなかったですね。やっぱり、牡蠣って好き嫌いありますし、特に生牡蠣だとあたる人もいるからなのかな?と思ったり・・・。
それと、今回の広島公演から、MCの最後のところで、リンクサイドにいる音楽・音響などのスタッフ、バックステージのスタッフにも、それぞれ「盛り上がる準備はできていますかあ?」と舞ちゃんが聞いて、それに対してスタッフが「おー!」とか、「わっしょい!」とか「ヒュー、ヒュー」とか大きな声で返して、その後、出演スケーターに、そして、最後に、会場全体にも同じ問い掛けをして、正にスタッフ、キャスト、観客が一体となってショーを盛り上げて行こう!という雰囲気になったところで「スマイル」の演目が始まるという流れになりまして、これも非常に良かったです。
しかし、MCコーナーが、ここまで充実してくると、舞ちゃんが卒業した後のことが気になりますが、まあ、そこは敏腕プロデューサー真央が何とかしてくれるでしょう!
さて、演目の話に移ります。まず、過去の公演で怪我をした舞ちゃん、マラルちゃん、エルニ君ですが、公演を続けながらの調整は大変だったと思いますが、マラルちゃんは元気一杯の滑りをみせてくれましたし、舞ちゃんも全公演、ジュピターで2Aを跳んできましたし、エルニ君も、一部の公演でノクターンに復帰してくれて、ジャンプで3Sを決めるなど順調に回復している様子が伺えて安心しました。万全な状況でないキャストがいる中での、怒涛の4週連続公演を乗り越えたことで、チームの結束が更に強くなったことが実感でき、チーム真央の面々のテンションも上がっていたのかもしれませんね。次の島根公演までは1ヶ月ありますので、しっかりと治して欲しいですね。
上述したようにスケーター全員のレベルが格段に上がって来ているので、どのプロも見応え十分で、かつ、ジャンプも無良君がファースト・ジャンプを上手く着氷できれば3A−3Tにしてみたり、星君が3−3を連発したり、ジャンプに苦戦して来た誠也君のが3−2に挑んで来たりと、公演毎に違ってくるので、見る側も目を離せません。
しかし、本当に目が離せなくて、アドリブ満載の究極のエンターテインメント・プログラムと言えば、
「素敵なあなた」
でしょう。
オープニングの早着替えから一気に引き込まれて、真央ちゃんの気を引こうとする男性キャストと、それを軽くあしらう小悪真央が最高に可愛らしいわけですが、今回の公演で、投げキッスの直前のジャンプを星君が失敗した場面では、直ぐに真央ちゃんが近くまで滑っていって下の写真のように「プンスカ真央」を披露。また、別の公演では、星君が何とか着氷に成功したのを見て、真央ちゃんが「セーフ」のポーズ。これらのリアクションを入れることによって、投げキッスの相手を選ぶ前のスピンの数は減りますけど、こうしたアドリブ、最高に楽しいですよね。
あと、投げキッス後にエルニ君と絡むところも、今までは、真央ちゃんが人差し指でエルニ君の鼻の辺りを「チョンチョン」ってやって、エルニ君が後ろに倒れるっていう振りでしたが、広島公演では真央ちゃんが両手でエルニ君の髪の毛を「グシャ、グシャ、グシャ」ってやるバージョンも何回か披露されて、大笑いしてしまいました。
バージョンが違うと言えば、蝶々夫人も手直しされていました。エルニ君とのリフトがリンクの中央部分で行われて、その後、2人が別れるシーンもリンクの中央付近に変更されていました。ですので、蝶々夫人は、オープニングの場所も、そっちよりですし、疾走感溢れるスケーティングも間近で観れるし、ショートサイド寄りよりも、ロングサイドの中央から、スケーター出入口側に近い席の方が楽しめるプログラムになったと思います。
そして、蝶々夫人のリフトと言えば、アルソア・パーティーの時に、リフトで失敗して、真央ちゃんが仰向けのまま氷の上を滑っていってしまう場面があって、危険な状況ではなかったこともあって、私は思わず「クスッと」笑ってしまいそうになったのですが、真央ちゃんは表情一つ変えずに、最愛の男性との別れを哀しむ女性を演じ続けたんですよね。実は、やはり同じアルソア・パーティーで、スマイルの時、氷に引っかかったのか、真央ちゃんが珍しくバランスを崩してズザザザー とスライディングをしてしまう場面があって、その時は真央ちゃんも、「ゴメンなさい」ポーズをしながら照れ笑いをしていたのですが、蝶々さんでは、その時と全く違う反応で、そのトラブルが演目のテーマ・雰囲気・流れに支障をきたさないように全力で演技を続けたわけです。正に、凄いプロ意識!一瞬でも笑いそうになった自分が恥ずかしかったです・・・。
あとアルソア・パーティーでは、トークショーがあって、サンクスツアー で真央ちゃんの一番好きな曲は?という質問には「愛は翼に乗って」、一番好きな衣装は?という質問には「チェロスイートの衣装」と答えていました。「愛は翼に乗って」は、エンディングでキャストの皆んなと観客と全員が一体になるような感覚があって、それが大好きなんだそうです。
最後に、実は、今回の公演で、県民先行の一次で当選して、母と一緒に観た席が、1列目ではありませんでしたが、本当にショートサイドの「ど真ん中の席」で、もうオープニングからラストまで悶絶の連続で最高!でした。
ざっと、思い出すところをプログラム毎に挙げてみるだけで、
オープニング・・・真央ちゃん、舞ちゃん、無良君が真っ直ぐに自分の方に滑ってきてくれる
スマイル・・・真央ちゃんが、しゃがんで首を振りながら真っ直ぐ自分の方に滑ってきてくれる。握手が見切れない
リッツ・・・真央ちゃんが、ズザっと氷をかけにきてくれる
素敵なあなた・・・真央ちゃんと男性キャストの絡みが目前で展開される。投げキッス💋が見切れない
月の光・・・女性陣が縦に並んで白いボールを頭の上に掲げると、完全にボールが重なって一個に見える
オーバー・ザ・レインボー・・・舞ちゃんが目の前で踊ってくれる場面あり
チェロスイート ・・・真央ちゃんが氷に片膝をつく場面で真正面。驚愕の足さばきも目の前で見れる
ポルウナ・・・舞ちゃんと無良君が本当に目の前に来てくれる。舞ちゃんと長時間目が合い続ける。舞ちゃんの決めポーズは全て自分に対してやってくれているように見える
蝶々夫人・・・場所は遠いけど最初のお辞儀が自分の真っ正面なのでジーンとくる
鐘・・・無良君の3Lzが目の前
黒リチュ・・・EXILE風の振りのところで、真央ちゃんの凛々しい顔を真正面の至近距離から数秒間凝視可能。エンディングでも真央ちゃんがガンガン迫ってきてくれる
ラフマニノフ・・・5連ジャンプが至近で成功した時の「どや顔」を確認出来るし、フィニッシュ・ポーズが目の前
エンディング・・・キャスト全員が手を繋いで客席に向かって滑ってきてくれる時、真央ちゃんが目の前
といった具合です!
やはり、振り付けをする時に、「センター・ライン」って、全ての動きの軸になる大切なものなんでしょうね。
このチケットを当ててくれた母に感謝、感謝でした。
そして、最後の写真はコレ!そう、私が尊敬するアスリートの1人であるカープ を引退した黒田です!広島公演で真央ちゃんのチェロスイート を観た時に、引退セレモニーで黒田がマウンドに膝をついた姿をふと思い出しました。真央ちゃんはスケートの神様に、黒田は野球の神様に感謝の気持ちを捧げているように私には見えるのです。
次回はグルメ編です!
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