浅田真央サンクスツアー 茨城公演❗️

こんにちは。

週末に行われたMTTの茨城公演に行ってきました!

まずは、恒例の会場図から。

もう終わった公演ではありますが、それぞれの会場での席の作り方、そしてチケットの販売の仕方などを振り返って考えてみると、今後色々と参考になることもあるかも?と思ったりしています。

今回の会場の特徴は、何と言ってもロングサイドのスタンド席が南側にしかないということですね。今まで、色んなリンクに行きましたが珍しいですよね。

余談ですが、公演を終えて、チーム真央がリンク中央に並んで、お客様に挨拶をする時、これまでは、ロングサイドは必ず、ショート正面に向かって左側、今回で言うと「北側」のお客さんの方に最初に挨拶してましたが、今回は「南側」に先に挨拶するように変更されてました。

これは、圧倒的に観客の数が多い「南側」に先に挨拶すべき!と真央ちゃんが判断したのかも知れないなと自分は勝手に思ってます。

さて、ご承知のように、今回は、直前になって、追加分として「立ち見席」「ブラインド席」が売りに出されました。

もともと、サンクスツアー の発表があって、直ぐに、この会場の座席表を見たときに、その図面に「立ち見席」という表示がありましたので、恐らく「立ち見席」は追加で出る可能性あるだろうと思ってはいましたが、「ブラインド(見切れ)」も追加販売されました。

私個人の勝手な想像ですが、これは、今回の公演で初めて、モニターを、いつもの場所以外に、もう一箇所、北側の壁面(上の図のピンクの位置で普段は選手のスコアなどを表示するボード)に設定できたことで、席の追加に踏み切ったのではないか?と思ってます。実際、札幌公演の見切れ席よりはリンクへの距離は遠かったかも知れませんが、視界を遮るネットやアクリルボードはなくて、何より、ショーの演出の重要な部分であるモニターの画像が近くで見えるので、それほどストレスはなかったと思います。

これまでの公演でもそうでしたし、今回もそうだし、繰り返しになりますが、やはり、サンクスツアー においては、

「自由席、見切れ席、立ち見席、どれも、とにかく買えるなら買え!」

です。

何と言ってもチーム真央が創り出す、あの雰囲気」の中に居られるだけで幸せです。しかも、信じられないようなリーズナブルなチケット代金ですから!

そうそう、「会場の雰囲気・熱気」という意味では、これまでの公演の中で、

今回の茨城公演は断トツNo.1!

でした。

茨城県庁での浅田真央展の初日のレセプションの時も、茨城の真央ちゃんファンの”熱量”には圧倒されましたが、今回の公演でも、そのエネルギー、ノリの良さは健在でした。

実は先日の中京大学でのショーの時から、アイスショー初体験のお客さんのために、ショーの最初にフィギュア・スケートの応援の仕方を観客と練習する!というコーナーが設けられるようになって、その効果で、お客さんの声援が明らかに大きくなったのですが、会場の大きさ、観客の多さを差し引いても、今回の茨城公演の盛り上がりは凄かったですね。

私が観た3公演、全てで、真央ちゃんと舞ちゃんが「茨城県の方?」、「初めてアイスショーを観る方?」という定番の質問を会場に向けて行いましたが、どの公演も、地元の方、初めての方が、6〜7割?に迫るくらい多く手を挙げてましたから、間違いなく「茨城パワー」が炸裂したものと思われます。

スケーター達も、この観客のパワーに乗せられて、本当に楽しそう、かつ気持ちよさそうに演技をしているのが伝わってきて、何だか嬉しくなりました。

中でも、楽公演のラフマニノフで、真央ちゃんがジャンプを決めてからのエンディング・ポーズまでの間、凄まじい歓声と歓喜の悲鳴、そして割れんばかりの手拍子が、正に地鳴りのようにアリーナに響き渡り、暗転した後も、会場内には心地良い騒めき・余韻が残り続け、凄いものを観てしまった感で自分は、しばし茫然・・・。もちろん、泣く人も多数・・・。そして、最後は、アリーナ、スタンドともに、総スタオベ状態!で会場中に笑顔が溢れる中でのエンディング!マオスタの動画でも、その時の会場の盛り上がりが感じられたと思います。

いやあ、本当に素晴らしいショーでした。

あと、今回の茨城公演で感じたのは「茨城県の一体感」と言いますか、

「来年の国体を成功させるぞ!」

「茨城をもっと知って欲しい!」

という意気込みです!

県庁の職員の方々が会場にも、駐車場にも誘導係としていらっしゃいましたし、高校生のボランティアも多数いてくれて、明るく親切に接してくれて気持ちがほっこりしましたし、会場内には茨城県の名産品で真央ちゃんも大好きな納豆サツマイモの関連食品を販売するブースもあって、

「この納豆、真央ちゃんが食べたやつだよ」

とか、

「このサイン、ついさっき、真央ちゃんがしてくれたんだよ!」

などと、お店の人が教えてくれたりして会話もメチャ盛り上がって楽しかったんですよね。

サンクスツアー も、せっかく、色んな所に行くんだから、こういう地元の名産品とのコラボみたいなものを、もっとやっても面白いのかも!とは思いましたね。出店するお店を選ぶのは大変かも知れませんが、食べることが大好きな真央ちゃんがサンクスツアー で訪れた土地の名産品と一次的にコラボする!というのはアリ!じゃないですかね。

私も、思わず「真央ちゃんが食べた!という納豆」が入っているセットを購入しました(笑)。因みに、お店のオジさんは、真央ちゃんは「ひきわり娘」を食べた!と言ってました・・・。

 

とにかく、オリジナリティーに溢れていて色んな意味で茨城公演は楽しめました❗️

我が故郷で開催されるサンクスツアー 広島公演も「広島市」が後援していますので、今回の茨城公演の成功を参考にして素晴らしいものになることを期待したいですね。

真央ちゃんのインスタより

さて、ここからは、今回の公演で印象に残ったこと、気づいたことなどを書いてみたいと思います。例によって、ネタバレが嫌な方は、ここからは読まない方が良いかも知れません。

まず、やはり触れないわけにいかないのは、「ラフマニノフのピアコンでのジャンプ」です。

前回の投稿でも、中高大学リンク限定なのかどうか?成功確率次第なのでは?と書きましたが、やはり、真央ちゃんは初回公演で、いきなり、

3Lo – 2Lo – 2Lo

を入れて来ました!

初日の夕方公演でも、ちょっと詰まりながらも成功させて、もう間違いなく、今後「3-2-2」がラフマ・ピアコンのジャンプのスタンダードになることを確信させたのでした。

そして、日曜日の昼公演、私は観れませんでしたが、演技での「3-2-2」で転倒し、ショーのエンディングのリベンジで、「3-2-1-2」を跳んだとの情報が・・・。先週の中京でのエアウィーヴ さんのショーで、

「2-2-2-2」の4連

を観れて大興奮したばかりでしたが、今度は「3-2-1-2」の4連とは・・・。

それを知った時に、当然、本当は「3-2-2-2」にしたかったんだろうな!と思いましたが、真央ちゃんは、何と、それを楽公演の演技で見事成功させた!のです!その時の観客の反応は前述した通りです。

いやあ、本当に凄いですよ。浅田真央って人は!

やはり、いつまでもチャレンジ精神を忘れない人なんですね。そういう所、本当に惚れます!

そして、更に驚くべきことは、この真央ちゃんのチャレンジ精神が、他のスケーターにも伝染していて、

無良提督 ➡︎ 鐘で3A-1Lo-3S にチャレンジ、ラフマでの4Tは標準仕様に!

川原君  ➡︎ ラフマで3Lz-1Lo-3Sにチャンレンジ

理紗ちゃん➡︎ジュピターで2Lz-2Loにチャレンジ

といった具合に(他にもあったかも?)、より難しいことにトライして来ているのです。

真央ちゃんがショーの冒頭のビデオで言ってますが、

「(競技を引退して)初めて自由にスケートを滑れる!」

ことを謳歌するかのように、競技会では飛べなかった4連続ジャンプを成功してガッツポーズをして満面の笑みからステップに入っていく・・・。

そして、他のスケーターも公演の回数を重ねる度に、群舞の振り付けやフォーメーションの精度を上げて来ていますから、ショー全体の完成度はどんどんUPして、それに加えて、少し余裕も出来てきたこともあってか?、真央ちゃんに触発されてか?、真央ちゃんの提案なのか?わかりませんが、各スケーターが自分に与えられた見せ場でのジャンプの要素のレベルも上げてきて、そこでも進化している!わけです。

観る度に、ショーの完成度も上がり、個々のスケーターも進化していくのですから、本当に見所満載で目が離せませんし、何度でも観たくなります。観る度に新しい発見があり、そして必ず幸せな気持ちになれます。

こんなショー、他には絶対ありません

以前も書きましたが、このサンクスツアー がもたらす感動は、一種の「社会現象」と化して来ている感があって、真央ちゃんとキャストの面々さえOKであれば、本当に47都道府県(常設リンクがある全ての都道府県?)でショーをする事は十分に可能だと思います。

来年のツアーの予定が、いつ頃発表されるのか?わかりませんが、本当に注目ですね!

あと、今回は3階席の後方の高い位置(でもロングサイドの真ん中辺りの席)で観る機会があったのですが、これがリンクを俯瞰するような形で全体が見渡せて実に良かったんですよね。

まずは、「素敵なあなた」、「仮面舞踏会」、「黒リチュ・赤リチュ」といった群舞の複雑なフォーメーションや、全体の流れをクリアに観ることが出来るのが最高!確かに氷上席は迫力があって良いのですが、こういう楽しみ方は不可能ですからね。

それと、もう一つ。プロデューサーとしての真央ちゃんの観客への配慮を感じました。ショートサイドが片側しかないので、どうしてもリンクを、そのショート正面に向かって滑っていく動きが多くなり、ショートサイドに近い側に見せ場が多くなるのは避けられないですが、それでも、ロングサイドの反対側のお客さんにも配慮して、真央ちゃんのジャンプはラフマ以外は全部?、ショート正面から遠い側ですし、リッツのオープンングも「そちら側」からですし、黒リチュのオープニングは四隅に男性スケーターが立ちますよね。

そして、何と言っても、真央ちゃんの単独プロの脅威的なリンクカバー率!

これは、上から観ると本当にクリアにわかって凄いですよ!

この高いリンクカバー率によって、音もなく、滑らかに、でも力強く氷上を滑っていく真央ちゃんを、どの席のお客さんも体感できるわけです。

蝶々夫人の鬼気迫るステップ、そして赤リチュのクライマックスに向けてのステップも、ショートサイドから遠い側で行われますしね。

あと、今回気づいた事が3つ。

まず一つ目は、友人には「今頃気づいたのか?」と言われましたが、黒リチュから赤リチュに早着替えする時に、会場が暗転して、チカチカとフラッシュライトが光る中で、真央ちゃんが黒リチュの衣装を脱いでいき、その後、

最後に舞ちゃんが真央ちゃんに赤い髪飾りをつけている!

ことを今回、3階席から観ていて、初めて認識しました。

二つ目は、気づいたことというか、驚いたことなんですけど、これまで観た全ての公演でそうだったのですが、チェロ・スイートの時、後半で、曲に一瞬、間があるところがあって、真央ちゃんも動きを止めるので、多くのお客さんが「演技が終わった!」と思って拍手をしてしまうんですよね。初見のお客さんの割合があれだけ高いのだから、当然だと思いますし、気にもしてないというか、むしろ微笑ましいと思ってたのですが、

茨城公演の楽公演では誰一人拍手をする人がいなかった!

んですよね。これには、本当に驚きました。やはり、茨城の楽公演は何か特別だったのかも知れませんね。

長くなりましたが、最後、三つ目。

これは自分の思い違いかも知れませんが、オープニングThis Little Light of Mineで、真央ちゃんが舞ちゃんと一緒に、階段落ちみたいに足を踏み出しながら体勢を低くしていく振り付けの時に、結構な確率で、二人の動きがズレることがあって、ズレた時は、

真央ちゃんが、舞ちゃんに向かって、右手の人差し指を指して「舞、またズレたよ!」

ってやってるような気がしたんですよね。中京大学のエアウィーヴのショーでも、そんな場面がありましたし、今回の茨城公演でもそう思った場面があったんですよね。

もしかしたら、そういう振り付けなのかも知れません・・・。間違っていたらすみません・・・。

まあ、そういう事も含めて、やはり本当に何回観ても飽きないショーです!

そう言えば、楽公演を終わって、駐車場に歩いている時、周りにいたお婆ちゃん達の、

「生で観るとTVで観るのと全然違うね。来て良かったね。」

「真央ちゃん、可愛かったね。すごく輝いてたね。」

「いい冥土の土産が出来たね(笑)」

といった会話が聞こえて来て、また、小さなお子さんを連れた家族連れも、皆んな笑顔で幸せそうに歩いていて、本当に真央ちゃんが望んでいた事が実現しているんだなと感じましたね。

次回は、茨城グルメ編です(笑)!

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浅田真央サンクスツアー 茨城公演❗️” に対して2件のコメントがあります。

  1. hoshi9z より:

    はじめまして
    いつも真央ちゃんのレポートと美味しいものの数々を楽しく拝見しております。
    念願のサンクスツアーに、今回の茨城公演で行くことができました!

    感動で胸がいっぱいで、「真央ちゃーん」と叫びたいのに声も出ませんでした。
    もってきたタオルは感動の涙でぐしゃぐしゃです。

    足が壊れるんじゃないかというほど、力の限りを出し切って、圧巻のパフォーマンスでしたね。
    個人の演技としても、ツアーのプロデューサーとしても、
    ここまで出し惜しみなく極限に挑戦するなんて、浅田真央って本当になんという人なんでしょう。
    ますます尊敬の念を深め、ますます大好きになりました。

    今度はなんとか前の方の席で真央ちゃんの素晴らしいスケートを見たい!と思います。
    自分ではすべての真央ちゃんを見ることが難しいので、SakeMove様のレポートを今後も楽しみにしています。

    1. sakemove より:

      hoshi9z様、

      コメントありがとうございます!
      サンクスツアー 、茨城公演も素晴らしかったですよね。チーム真央全体のレベルアップもさることながら、真央ちゃん自身のパフォーマンスも凄かったです。ショーとしてのエンターテイメント性も溢れているんですけど、同時に試合に近いようなワクワク感や緊張感も感じられる異次元のショーだと思います。チケット争奪戦は、ますます激しくなるとは思いますが、「戻り」がある場合もありますし、何とか、前の方の席をGETして迫力ある滑りを体感してください!私も、頑張ります!

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