MTT 愛媛公演‼️ ー観光・グルメ編その1ー 最後にサプライズが!

おはようございます!

今回はMTT愛媛公演での観光、及び食レポの第一回目です。

愛媛公演は、1日1公演で開演時間が19時からということで、日中、たっぷりと観光が出来ました。松山城や道後温泉など、近場の観光地には昨年の伊予鉄タカシマオ展の時に行ったので、今回は少し郊外の町まで足をのばしてみました。

今回は土曜日に観光した場所について書きます。

私は金曜日の最終の飛行機で松山入りしてまして、土曜日の朝、起きて、まず徒歩でコチラのお店「西岡菓子舗」へ。宿泊していた大街道のホテルからは徒歩15分ほどの住宅街の中にあります。

朝9時の開店の前に並んでまで買いたかったモノはコチラの「つるの子」というお菓子。この「つるの子」、天皇皇后両陛下や皇太子殿下など皇室の方々が松山を訪れた際に購入されることが多いとのことなんですが、日本全国で、この実店舗でした販売しておらず、全て丁寧に手作りで作っていることから大量生産も出来ず「幻のお菓子」と呼ばれているらしいです。

それがコチラ。正に卵そのものじゃないですか!これは朝からテンション上がります!

中身はというと、やっぱりこうなってます。

周りの白い部分は、マシュマロのようなフワフワの生地で、中の黄色い部分はカスタード・クリームっぽい卵黄で作られた餡で、マジで絶品でした。実は、私は、来週のサタプラで真央ちゃんが食べるスウィーツは「つるの子」なんじゃないか?と密かに期待しているんですけどね。

さて、ここから観光の話です!

この日は「内子」という街に行きました。内子には松山から特急「宇和海」で30分弱で着きます。私、実は、恥ずかしながら、今回、どこに観光に行こうかな?と調べるまで「内子」という地名は全く知らなくて、蟹好きの私としては、

「内子と言えば外子!」

そして、真央ちゃん好きでフィギュア観てましたから、

「ソト子と言えばソトニコワ!」

という感じ(どんな感じじゃ!)でした・・・。

内子という町は、木蝋と和紙の生産で栄えたところで、当時の面影をしのばせる古い街並が多く残っている趣のある素敵な所だというなことで訪問する日を心待ちにしていたのでした。

そして、程なく到着して、早速、駅にある観光案内所に行って話を聞くと、川沿いの桜が丁度見頃だということなので、まずそこへ行ってみました。すると、ご覧のように、枝垂桜を含む数種類の桜が8〜9分咲きという状況でした。天気も良くて、のどかな景色に心が洗われます・・・。

そして川沿いの魚屋さんの店先では、何故か立派な鯖が炭火で焼かれていて、メチャ良い匂いが辺りに立ち込めていました。お店の人と話してないのでわからないんですが、これって地元の人が買って家に持って帰って食べるんでしょうね・・・。

そして魚屋さんのすぐ近くにある酒屋さんの店先の樽には見覚えある「京ひな」の文字が。最近、東京でも良く見かけるようになった「京ひな」ってお酒、愛媛だとは知ってましたが、内子の蔵のお酒だったんですね。何だか縁を感じて嬉しくなりました。

そして、早速、この街の一番の見所である「内子座」へ。大正5年(1916年)に建てられた築100年以上経過している芝居小屋で重要文化財に指定されています。

しかし、どうも一番人気の場所のはずなのに誰もいないので、おかしいな?と思ったら、建物の中から音楽が聞こえてきまして、チケット販売所には「本日は明日の公演の練習のため見学できません」との張り紙が!

がーん・・・。

まあ、でも、こればっかりは仕方ないです。

気を取り直して歩いていくと、立派な建物が見えてきました。観光案内所の方に教えてもらった昔の古民家を改装した蕎麦屋さん「下芳我邸」さんでした。ちょっと時間は早かったのですが、ここで昼食をとることに。

ランチの一番人気がコチラのお弁当。天ぷら、野菜の小鉢に、ざる蕎麦、そしてばら寿司がセットになっています。

せっかくなので日本酒もオーダーしちゃいました!あの「京ひな」を造っている地元の酒六酒造さんが、このお店のために醸しているお酒です!やっぱり昼から飲むお酒って最高!

さて、お腹が満たされたので再び、街の散策に出発。こんな感じの趣のある街並が続いていて素敵です。

そして和蝋燭のお店を発見!

店内に入ると六代目の方が店の奥で和蝋燭を作る作業の様子も見れて、そのお母様らしき女性が和蝋燭の作り方、特徴などについて詳しく説明してくださいました。和蝋燭って、燃えるときに蝋がタレないし、消すときも芯を専用の道具を使えば一切煙が出ないんだそうですよ。

せっかくなので、お土産に6本セット買いました!

そして、お店を出て、更に歩いて行くと、とんでもない豪邸が見えてきました。これが本芳我邸。先ほどの蕎麦屋さん下芳我邸さんは、分家で、コチラが本家というわけです。

建物の中は公開されていないのですが、お庭には入ることができます。

そして、もう少し歩いたところにあるのが上芳我邸。コチラも分家だそうですが大豪邸。

去年、東北を旅した時に、海運で栄えた酒田の豪商の邸宅を訪れましたが、この芳我御三家の邸宅、全く引けを取らない。というか、むしろスケールは大きい感じでした。失礼ですけど、四国の山合いにある街に、こんな大邸宅を建てられて、その街が栄えるなんて、きっと木蝋の生産って、もの凄い利権だったんでしょうね。昔は、内子銀行っていう銀行まであったみたいです(驚!)。

てなことを考えながら更に歩いて行くと、素敵な竹細工のお店が!

棚にも沢山の商品が並べられています。

そして、写真には撮ってませんが、大小、様々な大きさの竹で編んだザルも展示してありまして、凄く気に入って、お値段も一番大きなもので6千円とお手頃だったので、このザルを買いたいんですけど!とお店の方に言ったら、

「ごめんなさい。それはサンプルでお売りできなくて、今、ザルは3年待ちなんですよ!」

との耳を疑うお答えが返ってきました。

で、恐る恐る「じゃあ、きっと、このバッグも買えないんですよね?」と聞いてみると、

「はい、バッグは5年待ちです!」

とのお答え・・・。

どうもTVで何度も紹介されているお店で、写真の武智さんはTV番組「人生の楽園」にも出演されたことがあるそうです。国産の竹を使って細かい仕事のしてある素晴らしいバックの割にはお値段がお手頃ということで人気が爆発して、そんな状態になっているようです。

購入するのは諦めたものの、この武智さん、温厚で気さくな方で、会話が本当に楽しくて、竹細工の作り方や、過去の作品のデザインなどについての話を詳しく聞かせていただいて、気がつくと結局、小1時間近く経っていました。

それにしても、内子の散策、本当に楽しかったです。

本当に皆さんが、あったかくて、色んな話も聞けたし、街並も美しいし、さりげなく街中にこんな興味深いものや、お洒落なものがあるし・・・。

そう言えば、これも街の人に教えてもらったのですが、内子って、色々と有名な人を輩出している土地みたいで、作家の大江健三郎や、アサヒビールの前身の大日本麦酒の社長で日本のビール王と称される高橋龍太郎、日商岩井の創設者である高畑誠一、神奈川大学の創設者である米田吉盛といった人達はみんな内子町の出身なんだそうです。凄くないですか?

因みに、これが高橋龍太郎の生家です。無料で公開されています。そして、離れの二階には宿泊もできるそうですよ。

さて、そして、楽しかった内子の散策も終えて、駅に向かおうとしたその時、道路脇のギャラリーらしきスペースに展示してあるものの中に「ソチオリンピック」の文字がチラッと見えたので、何だろう?と思って引き返して中に入って行くと、何とそこにあったものは!!

こ、こ、こ、これは、真央ちゃんじゃないかああああ!

しかも、私がipad miniの壁紙に使っている、この写真がモチーフ!

ここで、真央ちゃんに会えるなんて、何という偶然!

で、これは一体何のか?と言いますと鏝絵(こてえ)と呼ばれるもので、左官さんが使う鏝(こて)を使って立体的に絵を描く伝統技法のことで、この作品は、その作家さんのギャラリーに展示してあったというわけです。

そして、その歴史は古くて、この内子にも、その壁面に鏝絵が飾ってある豪邸が幾つかありまして、例えば、先ほどご紹介した本芳我邸にも、こんな豪華な鏝絵が取り付けられています。

こんなのもあります。

きっと、作者の方は、真央ちゃんのソチのフリーでの演技に感動して、インスピレーションが湧き上がり、作品として描こう!という気になったんでしょうね。

いやあ、美味しい地酒はあるし、街並みは綺麗だし、魅力的なお店が沢山あるし、著名人沢山輩出してるし、挙げ句の果てには真央ちゃんまでいる?し、本当に、色んな意味で、

内子恐るべし!

です。

「内子と言えば外子!」なんて、くだらない事言ってて本当にすみませんでした(笑)。

長くなりましたので、この日の夕食の食レポは次回にします!

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MTT 愛媛公演‼️ ー観光・グルメ編その1ー 最後にサプライズが!” に対して2件のコメントがあります。

  1. meiling より:

    はじめまして、おはようございます。
    #サンクスツアーを読んでいて偶然たどり着きました。
    記事ずーっと読ませていただいてて、思わず「そうですよねー!」と書き込みたくなりました。
    「西岡菓子舗」の「つるの子」、息子が愛媛に出張に行ったとき、朝散歩をしていて偶然みつけたそうで、それ以来いつもお土産はこれです。黄身あんが温泉卵みたいな食感でとってもおいしいんですよね。午前中で売り切れることが多いので、「横浜から来てるんです」と話したら、「今度から電話しておいで」とおっしゃって、いつも取り置きしてもらってます。

    1. sakemove より:

      meiling様、

      はじめまして!コメント有難うございます。
      「つるの子」、本当に見ためも美しいし、美味しいし、最高ですよね。私が行った時も、お店の方の対応が非常にあたたかくて、人情味があって、ほっこりした気持ちになれたことを思い出しました。今後も、真央ちゃんを追いかけて全国各地に行って、その土地土地の美味しいものを食べて美味しいお酒を楽しみたいと思います。また良かったらブログも見にきてください!

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