浅田真央サンクスツアー 熊本公演‼️ ーグルメ編ー
こんにちは。
今日は熊本公演の時に行ったお店の紹介です。
土曜日の夜は、熊本の大人気のお鮨屋さんに行きました。抽選で熊本公演のチケットが当たって、取り敢えず熊本に行けることが確定したので、年明け、ちょうど1ヶ月前辺りに予約し、席を確保しました。
お店のHPの写真ですが、店内はこんな感じでカウンター席は12席。個室もあるようですが、この日は、お客さんはいなかったようです。やはり、鮨屋はカウンター席じゃないと楽しみが半減しますからね。
このお店、お客さんが揃ったところでから、全員一斉スタートなので、遅刻は許されません(笑)。
まず出て来たのは、魚(鯛?)のお出汁が効いたお吸い物。この丸い団子は「シャリ」で、箸でつつくと、ホロリとくだけて、雑炊のような感じになります。優しい味で、お腹が温まって食欲が増幅されます。
そして、菜の花の上に白魚の乗ったもの。この白魚、かなり大きいもので驚きましたが、あの「真央が行く!」で紹介されたパラ卓球選手の柿田さんの地元、八代産の白魚とのことでした。
次はイワシに自家製アンチョビソースをかけた一品。この程よい苦味があるソースが日本酒へ誘います(笑)。
この日は、日本酒は「おまかせ」でお願いしました。流石に、カウンターでボトルの写真を撮ることはできなかったので、お酒の写真はネット上にあるものをお借りします。
まずは、地元、熊本のお酒である「産山村 純米吟醸 無濾過生原酒」。熊本と言えば、かつて全国新酒鑑評会で金賞を取る銘柄の多くが採用していた「きょうかい9号酵母」が分離・採取された熊本県酒造研究所の「香露」という銘柄が有名ですが、恐らく、このお店にはおいてありませんでした。
そして、続いて出て来た料理がこちら。煮ハマグリの上にワラビが乗ったもの。
そして個人的に、この日のオツマミNo.1はコチラ。鱈の白子をムース状にしたものに、カマスの焼き物、ヤーコンを煮たもの、自家製カラスミを炙ったものがタワーのように積み上げられています。緑色のものは「アオサ」で、絶妙の風味づけにもなるとともに、見た目の鮮やかさを演出していました。
食べる際には、まずカラスミとヤーコンを食べてから、カマスに白子とアオサのムースを絡めていただくのですが、もう本当に最高に美味しくて、今、思い出してもヨダレが出て来そうになります。因みに、カラスミとヤーコンを食べた後のカマスがあらわになった状態がコチラ。この皮目の焼き具合とか、最高ですよね!
日本酒2杯目は、長崎の福田!コチラも無濾過生原酒。しっかりとした味わいがありますが、料理にも寄り添ってくれます。長崎の日本酒って、あまり飲んだことなかったので新鮮でした。
そして、ここから握りに!
まずはアオリイカ。そして、自分的には、最初に出て来たこのアオリイカが一番美味しかったです。というか、衝撃的でした。包丁で細かい仕事がしてあるので口の中でハラハラと身がほどけて溶けていくような食感、そして熟成期間を設けていることで旨味も凄いんです・・・。食べ終わった後、大将にアオリイカに感激したことを告げると、アオリイカは、この店のスペシャリティのうちの一つなんだそうです。
そして、サヨリ。大葉と柑橘系?の風味のあるポン酢っぽいタレが絶妙。そして形が美しい!
そしてキス。キスのお鮨ってあまり食べた事ないですけど、身がしっかりしていて食べ応えあって美味でした。
そしてレンコダイ。キスと対照的に身が柔らかくてトロトロでした。
次の日本酒は再び地元熊本の「花の香 純米大吟醸」
そして次の握り。鰆の玉ねぎ醤油。もう、この玉ねぎ醤油、玉ねぎの甘み・風味がしっかりあって、鰆との相性も最高!
更に、シメサバ。このお店、殆ど熊本産の地元の魚を使っていますが、この鯖は神奈川産とのことでした。大将が、その理由を話してくれましたが忘れました(笑)。
続いて赤貝。殻から取り出して直ぐの磯の香りがする赤貝も好きですが、コチラのお店のものは、切り込み入れたり色々と仕事がしてあって美味しかったです。
ここで、佐賀の白麹を使った日本酒。「東鶴WHITE」。白麹の日本酒は、もともと好きなのですが、自分はクエン酸の爽やかな酸味が、すし酢との相性が良いと思っているのでオーダー。このお店の、シャリは結構、しっかり赤酢を効かせていて、硬めなのですが、やはり相性はバッチリでした!
更に握りは続きます。ここからマグロ三連発。このお店、「マグロに頼らない!」という事で、以前はマグロを出していない時もあったんだそうです。確かに、東京だと、最上級のマグロを出すのをウリにして、とんでもないお値段を取る鮨屋が多いですからね。
まずは中トロ。口の中でとろけました。
赤身のヅケ。仕事もしてあります。ネットリした食感がたまりません。
そして、これも、この店のスペシャリティの一つ、マグロの頭肉の燻製風味。炙り鮨はよくありますが、燻製もお鮨のネタとして合うんですね。脂がしつこくなくてサッパリしていて美味しかったあ。
次の日本酒は「東鶴Black」。同じ蔵ですが、今度は黒麹で醸した日本酒です。白麹と黒麹を飲み比べたことがなかったので貴重な体験でした。白麹は焼酎、黒麹は泡盛を造る時に使われて、クエン酸を出すのも同じなのですが、黒麹の方がお酒の甘みが強いように感じました。
まだまだ握りは続きます。次は車海老。
そしてムラサキウニ。
そして、いよいよ締めの一品。コチラもスペシャリティの一品、アワビの酒蒸しのリゾット風。肝ソースがタップリ染み込んだシャリが、もう・・・本当に絶品でした!
いやあ、お店に行く前は「絶対握りは追加するぞ!」と思っていたんですが、全く必要のない大満足のボリュームでした。そして、どの握りも細かい仕事がしてあって最高に美味しい。シャリは小さめなので、女性客でも十分に食べ切れると思います。
そして、驚くべきお代の安さ・・・。
実は、これまで紹介した他にも、日本酒を、鍋島と新政の亜麻猫を飲んでまして、これだけお酒も飲んで、お会計、本当にこれでいいんですか?というお値段でした。
ああ、マジで、こんなお店が地元にあったら毎月通いたい・・・。
大将は西麻布のお店で修行した経歴がある方だそうで、まだ若いですが、仕事に対する真摯な姿勢が伝わってくるし、お客への気配りも凄くて、ひたすら感心しておりました。
熊本に行く機会があれば、絶対に再訪したい名店です!
さて、そして、日曜日の昼公演が終わった後の遅めのランチ。鮨 仙八の大将にオススメしてもらったコチラに行きました。
オーダーしたのは、厚揚げロースカツ定食。
とんかつは、真央ちゃんが現役だった頃に続けていた「勝(カツ)活動」の名残りで、今でも自宅近くのお店で良く食べていて、最近は塩で食べるパターンに慣れているのですが、このお店は塩は置いてなくて、和風と洋風のソースをかけて食べるという形でした。そして和風ソースには、ゴマを擦ったものをタップリと混ぜていただきます。
食べてみると、ロースカツなのに、脂が少なくて、とにかく身がフワフワで柔らかい!
断面を見てみるとこんな感じ。火もしっかりと通っていますよね。もしかして、肉の繊維が切られているんですかね?とにかく、そう思うくらい身が柔らかくて不思議な食感でした。もちろん、美味しかったです!大将に教えてもらってなかったら、絶対に熊本で「トンカツ」って発想がなかったですから良かったです。
さて、結構お腹は満たされましたが、まだ夕方のショーまでは時間があるので、真央ちゃんが食べてたイチゴのシフォンケーキのお店に行くことに!
途中、道路脇にこんなオブジェがあって、ちょっとギョッとしたりしながらお店に到着。
コチラがお店の外観。
twitterでも紹介されていましたが、当然、シフォンケーキは売り切れ。シフォンケーキだけでなく、生ケーキは全て売り切れていました。
でも、このお店、看板を見ればわかりますが、実は「焼菓子と珈琲のお店」なんですよ!
なので、まだ時間もあるしイートインでレモンケーキとカフェラテをいただきました!
というわけで、食の面でも、熊本は大満足だったのでした。
お土産もガッツリ買いましたよ!
真央ちゃんのショーを観れて、観光して、そして美味しいもの食べて、美味しいお酒を飲む・・・、これはやめられません!
次は群馬公演!楽しみです!
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