横浜マラソン 無事完走‼️ 果たして、その結果は?
こんにちは。
昨日、無事、横浜マラソンを完走することが出来ました!
タイムは、
4時間28分39秒!
でした!
真央ちゃんのホノルル・マラソンの記録を上回り、サブ4.5も達成!することが出来ました!
結果だけ見ると、良かったね!なんですけど、しかし、そこはフルマラソン、そんな簡単なことではなく、後半は、もう大変なことになってしまいました。
自身の次回のチャレンジへの参考にもなりますし、個人的備忘録として、今回のレースでの自分との闘いを記録しておきたいと思います。
まず、前日、土曜日の夜、この日から日本シリーズが始まったので、CARPファンの私は当然、TVに釘付けでして、あろうことか延長12回まで試合があって、ベッドに入ったのは、結局23時半頃・・・。でも、すぐに眠れて4時半に起床。
一睡も出来なかったホノルルの時と比べれば十分な睡眠時間です!
スタート地点までも、自宅の最寄駅から電車で20分もかからず行けるので、家でゆっくり朝ご飯を食べて、トイレも済ませて、何の不安もない状態で6時半前に「みなとみらい駅」に到着。何しろ、28,000人ものランナーが出走するのですから、電車も通勤ラッシュ並みの混雑で、駅から荷物を預けて着替えをする場所までの道のりも大混雑。
会場内も、もちろん大変な人の数です。
スタートラインに着いたのが、スタート時間の30分前の8時頃。自分はDブロックからのスタートでした。
この時点では、空には雲が多くて、風も冷たくて良い感じでした。
睡眠も取れたし、直前の調整も上手くいって、脚も、膝も含めて、体のどこにも痛いところはないし、コンディションとしては最高!の状態だったこともあり、自分に暗示をかける意味でも「今日は行ける!絶対に行ける!」と頭の中で何度も繰り返しながらスタート時間を待ちました。
そして、スタートの号砲が鳴った後、列がゆっくりと進み始めたのですが、結局、自分がスタートラインに辿り着くまでには約12分かかりました(笑)。
ホノルルの時もそうでしたが、横浜もA、B、Cといった前のブロックでスタートする人が必ずしもタイムの速い人という訳ではないので、ペースの遅い人も沢山いて、そもそも混雑していることもあり、最初は、かなり走りづらかったです。さすがにホノルルみたいにスタート直後から手をつないで歩いているカップルはいませんでしたけどね(笑)。
ホノルルの時は、真央ちゃんと走りたい!というのが第一目標(結局、一度も真央ちゃんは見れませんでしたが・・・)で、あとは、とにかく初マラソンで完走すること!というものが二番目の目標ということでタイムは気にしてませんでしたが、今回は、明確なタイムの目標を設定していましたので、前回とは違う緊張感みたいなものがありました。特に後半は、その事が心理的な動揺に繋がりました・・・。
因みに、今回のレースの自分の途中の通過タイムは以下の通りです。
これを見ると、少なくとも30kmまでは、今回のチャレンジングな目標であった4時間15分(6分/km)を達成できるペースで順調に走っているように見えますね。
まあ、実際、スタートから7〜8kmくらいまでは、赤レンガ倉庫、横浜スタジアム、山下公園などの慣れ親しんだ景色を見ながら走れてるし、もちろん体力もあるので楽しいわけです。そして、20kmくらいまでは、それほど疲れも感じずに走れたのですが、自分の時計の1km毎のラップタイムをみると、ある区間が5分40秒だったかと思うと、次の区間は、いきなり6分5秒に落ちて、また次の区間は5分35秒に上がるみたいな事を繰り返していたんですよね。
給水所でドリンクを取る時に、ある程度タイムが落ちるのは仕方ないのですが、給水後に、元のペースに戻すのに時間がかかるケースが多いのと、やはり、色んなペースのランナーがいるので、その区間に一緒に走る集団のペースに影響されることも原因の一つなんだと思います。一定のリズムで走れなかったことも、スタミナの消耗につながったのかな?と思ってます。
まあ、でも、何と言っても、今回のレースで厳しかったのは首都高速湾岸線に入ってからですね。首都高速を走れる!というのは横浜マラソンの一つの「売り」で、自分も楽しみにしてて、入った直後はテンション上がったのですが、ここからが試練の始まりでした・・・。
まあ、噂には聞いてたんです。首都高は厳しいって・・・。しかし、本当に想像以上に大変でした・・・。
何が厳しいって、まずは「道路の傾斜がきつい!」ことです。上の写真では、わからないかも知れませんが、このように道が緩やかに右にカーブしている場合、道路の右側が下がっているわけです。この傾斜のせいで、走っている最中は、ずっと右足に体重が多くかかった状態になっているので相当キツいんですよね。左右の重心バランスが崩れたまま走るのって本当に、気持ち悪いので、この辺りからも体力を削がれていったのでしょう。
あと、もう一点は、アップダウンが凄い!んです。下の図は横浜マラソンのコースの高低差を表してまして、青い部分が首都高速部分です。横軸はスタートからの距離を、縦軸が高低を表してまして、一マスが10mです。10mなんて、大したことないと思われるかも知れませんが、疲労感が溜まってきているところでの、このアップダウンでの揺さぶりは心身共にダメージ大きいです。
それと、首都高は景色に変化がなく単調ですし、ボランティアの方が声を掛けて励ましてくれますが、声援も少ないし、何と言っても、この日はお昼に向けて、どんどん雲が切れて晴れ間が多くなり、気温が上昇し、陽を遮るもののが何もない首都高では、ひたすら燦々と照りつける直射日光を浴びながら走るという悪条件が重なったのも厳しかったですね。
首都高に入ってからも、何とか目標である6分/kmのペースを保とうと歯を食いしばって頑張っていたのですが、30kmを超えてからの登りには耐えられず、遂に、このレースで始めて歩いてしまいました。
ホノルルの時のように脚が痙攣したわけでもないのに何故?どうして、自分はこの試練に耐えられないのか?と、歩くことを決断するまでに、何度も何度も心の葛藤がありました・・・。
そして、不思議なもので、一度歩いてしまうと、その後、何度も「また歩けば?」という誘惑に襲われるのです・・・。
下は、自分の時計が計測した28kmからゴールまでのラップタイムです。正に、これが今回のレースでの、
「後半の自分の心の葛藤と悪戦苦闘ぶり」
を表していて興味深い、というか色々な場面が思い出されて、ちょっとグッと来てしまいます(笑)。
歩いてしまった30−31kmのタイムが落ちるのは当然ですが、その前の区間から遅れ始めてますよね。その後、下りでの勢いと一般道に入ったことで33kmまではタイムが持ち直しますが、そこから大失速。
この時点でも脚がつったわけでもないですし、息が出来ないほど苦しいわけではないのですが、とにかく体が重くて脚が動かない・・・・。持参していたパワージェルを食べても、もうエネルギーが湧いてこない・・・。
そして、残り10kmとなった時に、ゴールタイムの事を考え始めました。その時点のタイムは3時間16分。
もはや、6分/kmは絶対に無理としても、残り10kmを7分/kmで走れば4時間26分でゴール出来る!
目標を、そこに切り替えて、リラックする事を心掛けて走ったのですが、ご覧いただくとわかりますように、そこからの7kmの間、一度も7分/kmを切ることが出来なかったんです。
更に、36〜37kmまでの区間は、折れそうな心に追い討ちをかけるような、まさかの8分台・・・。不安どころか、もうダメだ!という絶望感が襲って来ました・・・。
その後も、途中、何度も立ち止まり、道路の端で屈伸をしては、また走り出す・・・。でも、また直ぐに歩く・・・。横浜市の水道局が用意してくれてた大き目のバケツに冷たい水が入っているものがあって、そこで、柄杓を使って頭から水をかぶって気合いを入れる・・・。そして、再び走り出す。でも、また歩く・・・。そんな事を繰り返し、悶え苦しみながら少しづつゴールに近づいて行きました。
もはや、この辺りになると頭の中で楽しい事なんか想像する余裕はありませんので、とにかく、背中につけた、
「RUN MAO!」
に恥ずかしくない走りを最後までしよう!という事と、ホノルルマラソンで膝痛を抱えながら必死で走っていた真央ちゃんの事を思い出しながら一歩一歩、脚を前に出す事だけを考えていました。
40kmを超えると、山下公園前の通りに入って、沿道には、もの凄い数の応援してくださる観客の人達がいてくれて、その応援にも後押ししてもらって、少しだけペースアップできました。しかし、その直後、この日初めて、太腿が痙攣しそうな感覚に襲われたこともあって、残り1kmのところで、また立ち止まろうか?という誘惑にかられたのですが、ここで止まったら4時間半切りは微妙になるし、もう死ぬ気で走るしかない!と思い、最後の力を振り絞って走って何とかゴール出来たのでした。
ゴールした後は、少し感極まってしまいました・・・。
しかし、本当にマラソンって奥が深いです。
目標を持って、長い期間、練習を積んで努力し、レースを迎え、その日の体調や気候などに影響されながらも、自分と闘い、悪戦苦闘しゴール出来たときの達成感と感動は何物にも代え難いものがあります。
今回のレースも「完走することだけ」を目標にしていたら、ここまで苦しい思いもしなかったでしょうが、同時に、ゴールした時の感動も少なかったんでしょうからね。
実は、自分は、真央ちゃんが、来年、サンクスツァーを無事やり遂げたら、
またマラソンに挑戦してくれるのでは?
と少し期待しています。残念ながら、ホノルルでは、あと少しで目標を達成出来なかったので、真央ちゃんの闘争心も残っているでしょうし・・・。もし、もう一度、真央ちゃんと同じレースを走れたら、今度こそ、一緒に走りたい!
その時に備えて、引き続き練習を続けて行きたいと思います!
さて、レース終了後は、1週間の断酒を終えてのお楽しみ!そう、「打ち上げ」です!
でも、レースを一緒に走った仲間もいるわけでもないので、前々から予約していた横浜の焼鳥の名店で1人でしっぽり!
久しぶりの、この生ビール、本当に最高でした!
そして、「おまかせ」の焼鳥も絶品!
実は写真以外にも、沢山食べてまして、全部で16本も食べてました。
そして、当然、日本酒もいただきました!最初は、「日高見」のひやおろし。五臓六腑に染み渡ります・・・。
そして、故郷、広島のお酒。飲んだことなかった御結(おむすび)!「おむすび」という名前だけで頼んじゃいました(笑)。このお酒、精米歩合70%で、ご覧の通り、色も黄色。いかにも濃醇な味わいを想像してしまいますが、実は、日本酒度が13度と高く、辛口のお酒で、しかもアルコール度数が驚異の19度!なので、お米の甘みは感じるものの、キレが凄くあって、美味しかったです。これだけガツンとくるお酒だと、ゆっくりとチビチビ飲めますしね(笑)。
最後は、あの「而今」で有名な木屋正酒造さんが昨年から造リ始めた新商品「高砂 純米大吟醸」。
大人気で手に入りづらいお酒ですので、迷わすオーダー。飲んでみると、而今に通じる穏やかな香り、心地よい酸味、味わいが感じられるものの、流石に大吟醸なので、やや甘味が強く、食中酒というよりは食前・食後酒に適しているという印象。いや、めちゃくちゃ美味しいんですけどね。
というわけで、無事、横浜マラソンを走り終えて、目標も達成出来たし、美味しいお酒も飲めたしということで、充実感に満ち溢れた日となったのでした。
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完走おめでとうございます✨
フルマラソンの奥の深さを読ませていただきました。
妹が今年の春先に名古屋女子マラソンを走り、感激しました。
私もスケートのために走った方がいいのはわかっていますが、中々できないです
また美味しそうな日本酒紹介も楽しみにしています。
お疲れ様でした☺️
すーこ様、
コメント有難うございます!マラソン、楽しいですよ!私も3年前に1km走ることから始めました(笑)。練習していくと、少しづつ、でも確実に成長する自分を実感できる喜びがあるので、ここまで続けられています。すーこさんも一歩を踏み出してみて下さい!今後も、美味しい日本酒の紹介も頑張ります!
何事も一歩を踏み出せない自分にイライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。
一キロから頑張ってみようかな?
今週末は西日本があり、10年ぶりに高橋大輔選手を応援しに行きます。
誰か好きな人を応援することが自分の励みになりますね。
サンクスツアーはハズレが続いてもう行けないかと思っていましたが、来年は名古屋で?開催されるので、是非チケットをとりたいです