全国新酒鑑評会とサンクスツアーと日本酒とフィギュアスケートの未来

こんばんは。

暑い日が続きますね。こう暑いと、やはり、キンキンに冷えた夏酒を飲みたくなります(笑)。

さて、昨日は、酒類総合研究所から、平成29年度の全国新酒鑑評会の結果発表がありました。

今回は、出品点数の総数が850、入賞が421銘柄、その中でも特に優れているとされる金賞が232銘柄選ばれました。

そして、福島県が金賞受賞数で19と、兵庫県と並んでトップで、6年連続で最多となり、広島県の5年連続を抜いて歴代第1位となりました。大震災の被害もあり、風評被害も残る中での、多くの蔵の方々の酒造りへの弛まぬ努力の結果だと思います。本当に、素晴らしい!おめでとうございます!

真央ちゃんの第二の故郷?、新潟県も金賞受賞数は14で堂々の第3位でした!さすがお酒処です。

ただ、当ブログで以前も、この新酒鑑評会以外にも、日本酒の品評会、Competitionが増えてきていることを、この記事で取り上げましたが、そんな中で、やはり全国新酒鑑評会の位置付けも徐々に変わってきていて、実は、出品数も一昨年の860から850に減っているんですよね。

やはり、酒蔵の中で、現在の新酒鑑評会に対して疑問を感じ、自ら出品を辞めるところも出てきているようです。

この新酒鑑評会、以前、国税庁が主宰していた頃に比べると、入賞や金賞の割合が格段に増えて、出品総数の約半分が入賞、3分の1が金賞ということが常態化してきています。

そして、自分も、昨年、新酒鑑評会の入賞酒、金賞酒の公開きき酒会に参加してきましたが、やはり、

受賞酒は似たような香り、味わいのものが圧倒的に多い!

という印象を受けました。

もちろん、伝統のある鑑評会ですから、今でも権威はありますし、造り手のモチベーションにも繋がっているのですが、このままの形式・評価基準を続けて行くのは難しくなる局面が、早晩、訪れるように思います。

やはり、画一的な価値基準に合わせたお酒だけだと飲んでワクワクしないんですよね。

これは、本当にフィギュア・スケートと一緒で、女子は特に、殆ど全てのスケーターが判で押したように同じジャンプ構成で演技をして、それに対して採点がされて、順位がつけられても、成績優秀者には「はい、おめでとう!」とは思いますが、それだけです。しかも、フィギュアスケートの場合、その採点基準自体も疑問だらけですからね。

現行の採点システムに合わせた「勝つためだけ」の演技構成では、心に訴えかけるものがないんですよね。

先日のTV番組で、さんまさんも言ってましたが、「真央ちゃんが出てない大会はワクワクしない」んですよね。それは、自分が真央ちゃんファンだからということだけでなく、彼女は「いつも挑戦していた!」からだと思います。その姿に、多くの人々がワクワクして、感動して来たんですよね。

話をお酒に戻しますと、今は、多くの酒蔵にも、若い世代がどんどん台頭してきていて、酒造りにおいても、新しい挑戦を行うところも増えてきていて、それは日本酒の発展に繋がると思いますし、今後、どんなお酒ができるのか?ワクワクするのですが、そうした新しい日本酒が、新酒鑑評会の評価基準には合わないお酒だとしたらどうでしょう?

あと、これも以前の記事で書きましたが、酒蔵が、鑑評会に出品する日本酒は、特別な材料で、特別に小さなタンクで手間暇かけて造ったもの、すなわち非常にコストがかかっているもので、一般の消費者が口にすることは出来ないケースが殆どで、販売されるとしても、かなりお値段が高くなります

確かに金賞は酒蔵の栄誉ではありますが、一般の消費者からしたら、もっと身近で手軽に飲める美味しいお酒があれば!と思うのは当然ですし、色んなタイプの日本酒があれば、ファンの裾野も広がりますから、それこそが日本酒の人気を更に広げていくために最も必要なことだと思います。

そんな日本酒業界の中で望まれる動きをフィギュア・スケートの世界で始めたのが真央ちゃんです!

昔も今もアイス・ショーというのは、輝かしい実績を引っ提げたスケーター達を世界中から集めて来て、高い料金を取って、基本的に大都市圏の大きな会場で行われています。

でも、毎年、同じようなメンバーで、個別のスケーターの演技をぶつ切りで観せられる形式が殆どですから、出演するスケーターの熱烈なファンや、コアなスケオタなど、限られた人達からの人気に支えられて成り立っているのが実態です。ですから、年齢層や性別も大きく偏っています

今は、まだフィギュア・スケートの人気も、そこそこあるし、現役を引退して間もない人気スケーター達も居ますので、何とかなってますが、この一部のコアなファン層だけが頼みの綱の状況が続けば、やがて必ず冬の時代が訪れるでしょう。

そんな中、真央ちゃんは、サンクス・ツアーという活気的なショーを始めたのです。

オーディションでスケーターを募り、コストのかからない常設リンクを会場に選び、多くのスポンサーのサポートも得てチケットも、これまでの常識を打ち破る破格の安い料金設定にしています。

しかも、これまで大規模なショーが見向きもしなかったような地方の収容人数の少ない小さなリンクでもショーを行うのです。そして、色んな人に観て欲しいということで地元優先枠も設けてます。

そして、更に、ショーの内容が、真央ちゃんが出突っ張りで、ストーリー性を感じることができる画期的なものになっているのですから、そりゃ人気になります。

日本酒で言えば、

最高金賞を受賞した唯一無二の極上のお酒が、近所の酒屋でお手軽な値段で買える

ようなものですからね!

今まで、真央ちゃんはもちろん、フィギュアスケートもTVでしか観れなかった、また、アイスショーなんて自分には縁がないものだと思っていた日本中の人達が、真央ちゃんのショーを通じて、フィギュア・スケートに触れる機会を持てたらどうなります?

確実にフィギュア・スケートのファン層の裾野は広がりますよね。

ですから、この真央ちゃんのプロジェクトを煙たがってると思われる、スケ連や既得権益を持っているプロモーター達も、中長期的視野に立てば、結局、受益者になるんですよ。

つくづく、浅田真央ってすごい!ですね!

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