ソチ・オリンピックの想い出 ーその3ー 成田発、そして30時間後、ソチ到着!
こんにちは。
今回は、いよいよソチに向けて出発の日の話です。
ツアーの参加者は確か、9時半くらいに成田空港に集合だったと思います。
参加者は35名くらいだったでしょうか。約9割が女性で、年齢層としては、やはり40代が中心でしたが、大学生の男の子や60代後半?と思われる方も居ましたね。
そんな中、私にとっては、福岡のグランプリ・ファイナルの後の「真央会」で、知り合った女性が、偶然、同じツアーに参加していて、彼女が唯一の知り合いで、最初は他のツアー参加者の人達と、特にお互い話すわけでもなく、添乗員の人の注意事項などを聞いた後は、各自、時間を潰していました。
ツァー申込み時点では、航空会社は決まっていませんでしたが、日本航空さんでした。
せっかく日本航空だったら、できれば、真央ジェットが良かったんですけどね(笑)。
そして、これもツアー申込み時点ではわからなかったんですけど、経由地は、
ロンドン&モスクワ
でした。
早い段階で決まったツアーはモスクワ経由で当日中にソチに到着できるプランもあったようですが、これは、なかなか厳しいスケジュールになりそうな予感がしました。
と言いますのも、何度か、ロンドンには出張したことがあったのですが、結局、日本を昼に発って、ロンドンの夕方に到着するので、機中では殆ど眠れないことが多かったんですよね。
まあ、でも、そんな心配よりも、
「いよいよ真央ちゃんを応援しにオリンピックを観に行ける!」
という高揚感の方が断然勝っていて、その高揚感故に眠れなかったりしたんですが、ロンドンに到着した時は、まだまだ元気!
しかし、何と、ロンドンでは、乗り継ぎが悪くて、ヒースロー空港で約5時間も時間を潰さなくてはいけなかったんです(泣)。
いやあ、さすがに5時間は長いですよ。最初は、カフェでお茶したりしてましたが、そのうちやる事がなくなってきて、そうすると一気に疲れが出てきたのを覚えています。
眠いけど、寝れるスペースなんかないし・・・。
そして、ようやく飛行機に乗れて、
「さあモスクワまで寝よう!」
と思っても、
僅か3時間半で着いてしまう!
という現実があるわけです。
そして、またモスクワ空港で3時間の待ち時間・・・。もう拷問ですね。
この辺りで日本を出てから24時間を超えてきています・・・。
「全く、マチュピチュに行くんじゃないんだから勘弁してほしいよね!」
なんて冗談を言う声も、もはや力がありません・・・。
そして、聞いたこともないロシアの国内航空会社の便に、ただ無事に到着することだけを願って乗り込んだ記憶があります。
そして、モスクワからソチまでは2時間半・・・。
もう朝だから明るいし、寝ようなんて気は、とっくになくなっていて、そこにロシア語の書かれた機内食のお弁当見たいなものが配られて、何だか実感が湧いてきて少しだけテンションが上がりました。
中身はこんな感じ。
なんてことない内容なんですが、妙に美味しく感じたような記憶があります(笑)。
そして、遂にソチへの到着が迫った時、機内からオリンピックの競技場が見えました!
この時は、
「いよいよ、真央ちゃんの決戦の場に来た!」
と、かなり興奮しましたね。
そして、空港の外に出てみると、ソチは、曇ってはいましたが、寒々とした真冬のモスクワ空港から見えた景色とは全く違う温暖な気候でした。
そこから、バスに乗って、小一時間くらいかけて、電車に乗ったり、オリンピック・パークに入るために必要なパスを交付してくれる場所へと移動。
ソチは、さすがにロシアのリゾート地というだけあって、黒海を望む高台の傾斜地には、別荘らしき建物が沢山立っていましたし、リゾートマンションっぽいものも沢山ありましたが、建設途中の建物が、やたら多くて、道路も工事中の箇所が多くあって、突貫工事が間に合っていない印象はありましたね・・・。
さて、パスの交付場所に着いた後は、別にJTBさんが代行して一括してパスを取って来てくれるわけではなく、自分で窓口の列に並んで交付してもらうのですが、どの窓口もメチャメチャ混んでいて、1時間以上かかってようやくGET!
これが、そのパスです。オモテ面には顔写真と名前が英語とロシア語?で印刷されています。
ツアー参加者全員がパスを受け取るまでは、相当時間がかかりましたが、何とか全員が手続きを終えて、バスは、ようやくホテルに向かいます。
そして、ホテルに到着したのは、確か16時くらいだったでしょうか。
これが、宿泊した「ホテル・カイーサ」です。
ソチの街の中心部からは離れてるのですが、オリンピック・パーク駅から電車で二駅のアドレルという駅から、徒歩5分ほどの便利な場所にあって、当時の東京都知事だった舛添さんも視察に来ていて、このホテルに宿泊していました。
現地に行って興奮状態で上がっていたテンションも、ホテルに着いて少しホッとしたのもあって、一気に眠気が襲って来たのですが、添乗員さんからは、
「皆さん、1時間後に、また、このロビーに集合してください!」
と非情なお告げが・・・。
もう日本を発って、30時間以上経ってるのに、ゆっくりシャワーを浴びる時間もない!
わけですよ・・・。
部屋に入ると、内装は、もうシンプルそのもの。
まあ、そんなの正直、何でもいいんです。ただ、ツアー申込み時には「シャワーしかない」と書かれていたのに、ちゃんと「バスタブ」があったのは嬉しかった・・・。
この頃になると、30人以上のツアー参加者の中でも、何となく、よく話す人と、そうでない人に別れて来て、派閥とまではいかないけど、自然と少人数のグループみたいなものも出来始めていて、ツアー初心者の自分は、それが結構面白かったりしましたね。
そして、そうは言っても中途半端に時間はあり、部屋にいても仕方ないので、すぐにホテルの周りに探検にGO!
すぐ近くに、小ぎれいなスーパーみたいなものを発見して、入ってみると、壁一面の冷蔵庫の中に、アホほど沢山の種類のビールらしきものが売られているじゃないですか!
ホテルに帰ってくるのは、メチャメチャ遅い時間になるのは確実なので、今のうちに買っておこう!と思い、ガッツリ購入して、ご満悦状態に!
一体、どんだけ、買ってんだよ!
と、今、改めて見て思いますが、お酒への飽くなき興味!ということで(笑)。
そして、ホテルのロビーの集合時間になると、添乗員さんが、
「これから、今日のチケットを配ります!」
と言い、参加者の名前を読み上げて、封筒を渡していきました。
まあ、基本、そんなに席の良し悪しに大差があるはずはないのですが、誰もが、少しでも良い場所で観たい!というのは当然なので、それなりに緊張しましたね。
これが、そのチケットです!
正直、ここから得られる情報で、すぐに比較できるのは
「ROW」=「何列目か?」
だけですが、私の6列目というのは、参加者の中では良い方だった?ような記憶があります。
でも、この時点では、確か、ロングサイドかショートサイドもわかっていなかったと思います。
そして、チケットを配り終わった後、いよいよホテルを歩いて出発し、アドレル駅へと向かいます。
この駅も、オリンピックに合わせて新設したと思われ、綺麗で立派な駅でした。
そして駅に向かう歩道の上には、黒海をバックに五輪マークが!
いよいよです!
もう、あと2時間後には女子ショートプログラムが始まります!
その4に続きます。
そういえば、昨日は、あの醸し人九平次のチョコを食べながら日本酒を飲みました!
ホワイトチョコレートに、糀の香りがほんのりして、味わいにも、しっかり日本酒を感じることができる美味しいチョコでした。
これに合わせたのが、こちら、先日、新潟で買った「月不見の池 純米吟醸」。
このお酒、本当にジューシーで、さっぱりした甘みがあって、これがチョコの甘みに負けないで絶妙にマッチするんですよ。この組み合わせは我ながらナイス・チョイス!でした。
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