ソチ・オリンピックの想い出 ーその1ー そうだソチへ行こう!
こんばんは。
いよいよオリンピック始まりましたね。
フィギュアスケートの団体戦では、日本も頑張りましたが、何と言っても未来ちゃんが3Aを決めてくれたことに感激しました。彼女も、色々な試練を乗り越えて、8年間もの間、諦めないで努力を続け、遂に3Aという技を手に入れて、文字通り、正面突破でオリンピック代表の座を勝ち取り、そして今回の演技・・・。素晴らしいです!
そして、間もなく、個人戦も始まりますが、私のiphoneに、1年以上前、平昌オリンピックの女子フィギュアスケートの日程が発表された日に、張り切ってスケジュールに入力した女子ショート・プログラムが「次の予定」として表示されるのを見る度に、どうしても、
「何で真央ちゃんが出れないんだろうか?」
という抑えきれない気持ちがこみ上げて来てしまいます・・・。
今の真央ちゃんは、色んなことから解放されて幸せそうだし、マラソンなど新しいチャレンジもしてるし、スケートに関しても、新しいショーに向けて動き出しているわけですから、ファンとしても、「引退して良かったんだ!」と気持ちを切り替えていたつもりですが、やはりコストナー選手が現役を続けて評価されている姿を見てしまうと、どうしても気持ちがモヤモヤとしてしまいます。そして、スケ連に対する怒りが・・・。
閑話休題。
それにしても、五輪関係のテレビ番組を観ると恐ろしい頻度で「ソチの真央ちゃん」の映像を目にしますよね。
あのフリーは「奇跡の演技」ですから当然なんですけど、そんな中で、ふと自分も、せっかく「あの現場」に居たんだから、「あの時」のことを自分の記憶を辿りながら、ブログに書き留めておくべきじゃないか?と考えるようになりました。
ただの日記風のものになりそうな気もしますが、取り敢えず始めてみます(笑)。
さて、私が、
「そうだ。ソチに行こう!」
と思ったのは、2013年のNHK杯の観戦がきっかけでした。
実は、あの時は、どうしてもフリーの日のチケットが取れなかったのですが、ショートを観た後に代々木で食事をして、再び会場の前を通った時に、当日券を求めて、既に門の所に泊まり込むことを決めた若者達が数人いるのを目撃しまして、家に帰った後も、その事が頭から離れず、どうしても真央ちゃんのフリーの演技を観たいという思いは強くなるばかりで、結局、
自分も始発電車で行って当日券の列に並ぶ!
ことを決めたのでした。
翌朝、明治神宮前駅に着いたのは5時半過ぎだったと思います。そして、足早に会場に向かうと、既に門は開いていて、だだっ広い代々木競技場の敷地の、ずっと向こうに沢山の人達がいるのが確認できました。
5時50分くらいで、既に100人以上の人が並んでいました・・・(驚!)。最終的には、確か、当日券は300枚ほどあったのですが、1,000人以上の人が並んだと記憶しています。まるでタカシマオ京都の状態(笑)。
実は、何時にチケットが売りに出されるのかも良く知らなかったのですが、まあ4〜5時間は待たされるだろうと考えて、カバンの中に大量の漫画を詰め込んで行ってたので、最初は、それを読んで時間を潰していたのですが、そのうち、列の色んな場所で知らない人同士の会話が始まっていき、幸い、
自分の前後の人達も同じ真央ちゃんファン
であったことから話が弾んで、これまでの試合観戦の時の話や、真央ちゃんのプログラムについてなどなど、本当に色々な話をしたわけです。
そんな話の中で、私の前に並んでいた男性の方が、
「私はソチ・オリンピック観戦に行くんですよ!」
という話をしてくれたんです。
その時、私は、
「あっ、オリンピック観に行く人って実際にいるんだ!」
という、本当に新鮮な驚きを感じたんですよね。
思い起こせば、バンクーバーの時も、フィギュアスケートを職場のTVで観ていて、ショックと怒りで打ち震える自分の横で、同僚たちが「キム・ヨナって色っぽいよね」などと、どうでもいい話をしているのを聞かされて、怒りのあまり暴れ出しそうになったこともあったのですが、
「そんな事が、また起こるのが嫌だったら自分がオリンピックの現地に真央ちゃんの応援に行けばいい!」
という発想は湧いてきませんでしたので、全くアクションは起こしていませんでした。
でも、この日を境に、私の中の
「オリンピックに行きたい!」
という気持ちは日増しに強くなって行ったのです。
今、思えば、この日、GETした、この2,000円のチケットが、ソチへ自分を連れて行ってくれる夢のチケットだったのかも知れません。
そして、この時に列の前後に並んでいたお二人とは、その後も試合観戦やTHE ICEでも何度も遭遇することになり、美味しいお酒と料理を楽しみながら、ひたすら真央ちゃんの話をし続けるという「真央会」の主要構成メンバーにもなってもらって、いまだに仲良くさせていただいています。
いやあ、それにしても、こうした「人との縁」も不思議ですけど、今思うと、あのショートの後、もし代々木で食事をしてなくて徹夜組の若者を目撃してなかったら、始発で当日券に並ぼうなんて思いもしなかったでしょうから、そうしたら、その男性にも会わなかったわけで、そうしたらソチにも行ってなかったでしょうから、そうしたら「あの演技」も現地で観れなかったということになるんですよね。本当に不思議です・・・。
というわけで、「その2」につづきます。
そう言えば、昨日は「真央の酒シリーズ」の酵母を考えるときに、幻の3号酵母を使った日本酒があることを紹介しましたが、その時に購入していたものを昨晩飲みました。
素晴らしいワインを造る小布施ワイナリーさんが造っている日本酒でワインと同じく、コルクで栓がしてあります。
香りは穏やかなお米の香りと共にフルーティーな香りもあって、味わいは透明感のある甘みと、ほんのり酸味もあって、まさに「ワイングラスで飲むべき日本酒」という感じでした。
真央ちゃんが最後までこだわり続けたトリプル・アクセル「3」という数字、その3号酵母のお酒を飲みながらソチでの思い出に浸る・・・。贅沢な時間でした。
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おはようございます。
未来ちゃん素晴らしかったですね。
諦めずに頑張ってきてよかった。
とても嬉しかったのに、8トリプルなのに、回転不足が1つもないのに、点数の低さに悲しくなりました。
でも、パーソナルベストを更新してアメリカチームに祝福されて幸せそうな姿に救われました。
「ソチの真央ちゃん」が何度もテレビに映ると、行かせてあげたかったという悔しさとこれで良かったんだという安堵の思いがあります。
最悪の五輪ですよね。
できもないのに誘致したツケをよりによって選手に払わせるなんて…
極寒開会式に途中退席した葛西さんが一般客に混じってバス待ち、しかも乗れずに「next」と言われてました。
これが真央ちゃんなら…とソチの空港で韓国メディアに囲まれたのを思い出し、ゾッとしました。
真央ちゃんの決断は神の采配かと思うほどです。
きっと五輪は見ているでしょうが、春に向けて忙しくされているんでしょうね。
スノボ女子のほとんどの選手が転倒やらジャンプが夜更けまで続いたとやら。
ノロウィルス感染者が200人もいて、大腸菌が検出された水を調理用として使っていた事もテレビでほとんど報道されないし、不信感でいっぱいです。
町田さんが午前開始について「選手として到底受け入れられない」と言ってくれて、思わずさすが町田先生!と思いましたよ。
そんな事は誰も言いませんよね。
次を言いかけたのに女子アナが話を反らされましたが…
出場している選手の方々はどうか無事に帰ってきてという気持ちです。
11月にソチ行きを決めたんですか?
ツアーですか? それとも…
というお話は「その2」に続くと言う事ですね。
金メダルのチョコレートのお話だけでも充分テンション上がりましたので、どんなお話なのか楽しみです。
hanaさん、
コメントありがとうございます。
私も、今回のオリンピックは興味のある競技だけ観て、ワイドショーなどは見ないようにしています。
美女軍団がどうのこうのといった報道ばかりでウンザリですから。
今回のシリーズは、ソチから4年経った今、自分の中で、もう一度、あの時のツアーの内容、自分の行動、自分の記憶、そして感情の変化などを整理しておきたいと思い書いて行くものですので、本当に「ただの個人日記」みたいなものになるかも知れませんので、その辺りはご容赦ください(笑)。