大阪の夜  ー へっつい ー

浅田真央さんのアイスショー、THE ICEを観に二泊三日で大阪に行ってきまして、初日、二日目の夜は、同じ真央ファンの友人達と「真央会」と称して集まり、当日のショーの感想や、過去の試合観戦の思い出、これからの真央ちゃんの進路予想(願望)、様々な悪態?などを話しながら、食べて飲んでの楽しい時を過ごしました。しかし、お店が”そういうお店”ではなかったこともあって、日本酒は一切飲みませんでした。

そして、大阪を経つ最終日、初日から比べると格段に完成度が上がった素晴らしいショーを堪能したあと、満を辞して予約しておいた「へっつい」さんへ。

このお店は、以前読んだ日本酒の本で、私の実家のある広島県呉市にある大好きな酒蔵である宝剣酒造の蔵元杜氏である土井鉄也さん夫妻が毎年必ず訪れる店として紹介されていたことで知って以来、是非、一度訪問してみたいと思っていたお店でした。

何しろ最終の新幹線で帰らないといけないので、食事のスタートは早めの17時半から。購入していたオーナーの山中さんの本を持参して、あわよくばサインをいただこうと思っていたのですが、残念ながら、その日はお店にはいらっしゃいませんでした。

お店へのアプローチが、駐車場の横の狭い路地を入っていくのですが、その入り口に看板が。

道路沿いにある赤い看板

入り口はこんな感じです。なかなか渋いですよね。

お店は完全予約制で、料理6品、お酒5種類がついたコースのみで、料理と日本酒のマリアージュを楽しむコンセプト。料理の最初の1品だけ、お酒がついていないので、そこで、ビールかスパークリング日本酒のミニ?ボトルかを追加オーダーするという仕組みです。

この日も殺人的な暑さでしたので、迷わずビールを選択しました(笑)。ビールも、こだわりの地ビールです。

一品目は、トウモロコシの茶碗蒸し。

そして二品めは、コブダイの柚庵焼き。かまどの炭火で、繰り返しタレをつけながら、じっくり時間をかけて焼いたもので、しっかりと味がついています。

そして、この濃い味の料理に合わせるのが、真夏なのに、お燗した天青!もちろん、冷房も効いてますし、汗も引いていますので、問題ありませんし、平杯でいただく、ぬる燗が最高にマッチ。


お造りには、王碌の渓!


そして酢の物にはLand of Water!

 

これって、秋田の浅舞酒造さんが造っているお酒なんですが、真央ファンの私には、どうしても、

浅田舞酒造!

に見えるわけです(違!)

白身魚とアサリの和風アクアパッツァ。白ワインでなく日本酒を使っています。

これに合わせるのが、奈良の、篠峰 雄町純米吟醸。無濾過生酒の夏酒です。フレッシュな生酒の風味が、日本酒を使った優しい味付けのアクアパッツァにぴったり!


そして、鮎の甘露煮と野菜の炊き合わせ。鮎は、頭からガブりといけます。


これに合わせるのが、またまた燗酒。東北泉さんの「ちょっとおまち」。楽しいネーミングですね〜。

鮎の苦味、出汁が染み込んだ野菜と、日本酒とが口の中で化学反応を起こして激ウマ。

最後は、トウモロコシご飯とお味噌汁!


大満足して、お店を後にしました。ご馳走さまでした。

終電さえ気にしなければ、お酒を追加したいところだったのですが、グッと我慢しました(笑)

いや〜、美味しかったですね。料理とお酒を合わせるだけでも素晴らしいのに、そこに温度の変化をつけたら、一気に組み合わせのバリエーションが増えて、どんどん新しい発見がありますよね。

やはり、自分は、もっと燗酒について学ばなければならないと痛感しました。

さあ、明日は、また女神の降臨するショーを観に、名古屋に行きますので、準備、準備!!

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