”飲む方”のトリプル・アクセルをGET! その味わいは?
さて、今回は「酒母造り」の具体的な説明に入るはずでしたが、内容を急遽変更して、またまた、フィギュア・スケート絡みのネタです!
実は、以前、当ブログの記事「日本酒のトリプル・アクセル?」で、紹介しましたが、秋田県の那波商店から、今月発売となった「純米吟醸 kurukuru トリプル・アクセル」を何とか手に入れることができました!やはり、なかなかオシャレなボトルデザインですよね!
浅田真央ファンとしては、この「トリプルアクセル」という文字だけで、すでに興奮状態です。何せ、他のファンの方もそうだと思いますが、新幹線の指定席を取る際にも必ずトリプルアクセルを表す、「3A」の席で空きを探してもらうくらいですから・・・(笑)。ところが、これが、なかなか空いてないんですよね・・・。絶対、世の中の真央ファンによる激しい争奪戦が繰り広げられているんだと思います(違!)
さて、話をお酒に戻しますね。もう一度説明しますと、この「kurukuru トリプルアクセル」は、那波商店産が手掛ける「Jump Sequence」シリーズの3作目で、「kurukuru」というネーミングは、酒母造りにおける「蒸米を擦り潰す作業」を人の手作業で行わず、くるくる回る「回転ドリル」の力で行うことからきています。そういう意味では、酒母造りの説明から全く逸脱しているわけではない?ですかね(笑)。そして、チラシがこちら。
で、この「Jump Sequence kurukuruシリーズ」が、折からのフィギュア・スケート・ブームもあってか、大人気商品となり、約1,000本づつ発売したシングル・ルッツとダブル・トウループは、フィギュア・ファンにとっては微妙なネーミングであるにも関わらず、あっという間に完売したとのことでした。
そんな中、
浅田真央さんの大ファンで、かつ日本酒応援団の自分が、「トリプルアクセル」を入手しないわけにはいかない!
との「使命感」から、直接、製造元の那波商店にメールして購入の交渉すをるも丁寧に断られ、せめて卸す予定の酒屋を教えて欲しいとお願いしてもスルーされ、諦めかけていたのですが、たまたま電話してみた何軒めかの酒屋さんに、
「自分は浅田真央さんの大ファンで、そして日本酒関連の仕事もしているので是非欲しいんです!」
と必死で訴えたところ、
「仕入れる予定があるので、少ない本数なら予約を受けてもいいですよ!」
とのお返事をいただいたんです。もう、大感激で、電話口で何度も何度もお礼を言いましたよ(笑)。
この酒屋さんによれば、やはりトリプルアクセルへの問い合わせが圧倒的に多く、浅田真央さんのファンの他にも、男子ファンからの引き合いもあったようです。そして、実は、このトリプルアクセルは、生産本数が500本程度と、前の二つのシリーズに比べて半減していることから、更に争奪戦が熾烈を極めていたようです。いやあ、本当にラッキーでした。
まあ、でも、自分で何とか探しまわれば入手できるという面では、今月末から始まる浅田真央さんのアイスショーである「THE ICE」のチケットを入手するよりは楽だった?のかも知れません・・・。
で、そのトリプルアクセルが今週めでたく届き、昨日、初めて飲んでみました!
特別なお酒は、やはり特別なグラスで!、ということで、選んだグラスは、
ロブマイヤーのバレリーナシリーズ
です。
バレリーナなんて、浅田真央さんにピッタリなネーミングだし、この繊細、かつ美しい完璧なフォルムがたまりません・・・。
で、バレリーナは置いといて、お酒はどうだったのか?
まず、外観ですが、写真は冷えているお酒を注いだばかりの段階ですので、ちょっとグラスが曇っていてわかりづらいですが、無色ではなく、ほのかに黄金色を帯びている白ワインっぽい色で、アルコール度数が15%という割には「とろみ」もあって、グラスを回すとグラスの内側に「ワインの涙」ならぬ、「日本酒の涙」が現れて良い感じです。
香りは、フルーティーで華やかという感じではありませんが、お米に由来するような上品な香りがして食欲をそそります。
味わいは?というと、口に含むと、まず甘みを感じますが、じわじわと苦味も出てきて、最後は、甘酸っぱい酸味が広がり、後味はスッキリ。
いわゆる、今、流行りの「香りも味わいもフルーツ感満載!」というお酒ではありませんが、火入れして、数ヶ月貯蔵したことによって、
香りも味わいも円熟味を増して色んな食材に合わせられる食中酒
という印象でした。開栓してから、数日経つと味わいに変化がでる可能性もあるので、別のボトルを開けた時は、一気に飲まないで、ゆっくりと楽しみたいと思います。
さて、このkurukuruですが、実は、私の前回の投稿で、
「すべて同じタンクで仕込んでいて、それを順次発売してくるのでは?」
との推測を書きましたが、今回、酒屋さんを通じて確認ができまして、
「シングル・ルッツとトリプルアクセル」
「ダブルトーループと4回転サルコウ」
が、それぞれ同じタンクでの仕込み、要するに「二つのタンクでの仕込み」なんだそうです。
ですから、当然、シングル・ルッツと、今回のトリプルアクセルは香りや味わいの傾向が似ているそうです。
そして、この二つのタンクで仕込んだお酒は、米も酵母も精米歩合も何もかもスペックは同じなのに全く香りも味わいも違っていて「ダブルトーループと4回転サルコウ」のタンクの方は、
リンゴを思わせるフルーティーで華やかな香りがして、甘みと旨味が凝縮されている
まさに「流行り系」のお酒に仕上がっているらしいです。発酵って不思議ですよね。
何か、ちょっと悔しい?ですが、そのダブルトーループを更に熟成させて9月に発売される
「4回転サルコウ」は、間違いなく美味しい!
でしょう。買ってみようかな。
個人的には、男子では、宇野昌磨選手を応援しているので、来年は、是非、
4回転フリップ
もラインナップに加えて欲しいです!
今回は、お酒の「エチケット買い」ならぬ「ネーミング買い」ということなんですけれども、真央ちゃんファンの集まりなどで提供すれば、テンション上がりまくりで、盛り上がること間違いなしですし、お酒の一つの楽しみ方ではありますよね!
次回の投稿では、予定通り、酒母造りの説明をしますよ〜。それでは!
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