秋田の夜 その② 秋田きりたんぽ屋
いよいよ楽しかった旅行も大詰め。でも、最終の「こまち」は秋田駅19時10分発なので、まだ時間はあるし、せっかくだから、最後の最後まで秋田の食と酒を満喫したい!
ということで、駅近で、早い時間からやってて、郷土料理と地酒が楽しめそうなお店を探してみると、あるじゃないですか!名前も外観も、ベタなお店が(笑)
これだけベタだと、観光客目当てのイマイチのお店である場合も多いし、正直、あまり期待しないで16時の開店直後に訪れたのですが、良い意味で期待は裏切られました。こんな早い時間だし、一人だし、余裕でしょ!ということで予約もしていなかったのですが、入店していきなり、「ご予約はおありですか?」の質問。予約はないことを伝えると、「少々お待ちください」と言われ、店の奥へと店員さんは消えて行き、待たされること数分・・・ドキドキしましたが、相席OKであれば!という条件で何とか大テーブルに案内していただけました。
店内も、古民家風の造りになっていて、なかなか雰囲気があります。
きりたんぽ鍋を食べようか?と思ったのですが、やはり、一人ですし、色々と食べてみたかったので、きりたんぽは、タレをつけて炙ったものを1本オーダーしました。これが、かなり大きくて、思わず、「ゲッ」と声を出してしまうほどだったんですけど、もちもちしていて絶品!テンションも上がってきます。因みに、相席の二人組は、きりたんぽ鍋をオーダーしてましたが、このお店では、きりたんぽ鍋をオーダーしたお客さんには、鍋の具材に火が通るまでの間、紙芝居を観せてくれます。自分はオーダーしてないのに紙芝居も観れるなんてラッキー!ますますテンションが上がって行きます。
地酒も恐ろしい数のラインナップで選ぶのも一苦労。まずは「まんさくの花」
そして、とんぶり。これは、まあ、普通でした。
ハタハタの塩焼き!!!腹の中にある卵がプリプリしてて、もう最高!あ〜、また食べたい!
田从は米の旨味をたっぷり感じられ、その田从に合わせたのが地鶏の煮込み!!!もう、言葉は要らないですよね。これ確か500円しなかったですよ。うわあ、また食べたい!
これは、カスべだったかなあ。この辺りから記憶があやふや。
味噌もたくさん、種類があったような気がしますが・・・。酒に合わないわけがない!
そして、締めは天の戸でした!もう、とにかく、いちいち肴が美味しくて、お酒との相性もバッチリで、一人なのに、「うわっ、美味しい!」とか「くう〜」とか、呟きながら大いに食べ、飲み、幸せな時間を過ごすことができました。傍目から見たら、かなり怪しい客だったと思います。
今回、行けなかったお店で、まだ何軒か気になるお店もありますし、そこは、また次回トライしたいです!
そして、新幹線に乗る前に、春霞の小瓶と魚醤あられを購入して、車中で、今回の旅行の思い出を噛み締めながら飲んだのでした!もちろん、途中から爆睡でした(笑)
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