酒蔵訪問:賀茂泉酒造(広島)

酒蔵訪問の投稿第一弾は、広島県の大銘醸地である西条にある賀茂泉酒造さんです!実は私は広島県の呉市出身で、呉にも数多くの銘酒が存在するのですが、実家が西条に比較的近い所にあるので、周囲の大人達を通じて、幼い頃から西条のお酒も目にする機会が多く親しみを感じながら育っていました。

そして、皆さん、ご承知の通り、西条のある東広島市は、酒類総合研究所もありますし、毎年10月に行われる「酒祭り」には25万人以上の人が押し寄せる日本酒の聖地とも言える場所です。当ホームページのカバー写真の一つも西条の酒蔵通りの写真であり、これだけ酒蔵が集積しているところは珍しく、その光景は圧巻です!近々、西条を舞台にした酒造りを描く映画が制作されるとのことであり、こちらも楽しみですね。

今回は、とあるご縁でお忙しい酒造りの期間中にお邪魔し、前垣壽宏副社長にご案内いただきました。賀茂泉さんと言えば、何と言っても「純米酒」で、何と50年以上前の1965年に戦時中に失われた本来の酒造りの復活を目指して「純米醸造」を開始され、現在も純米酒の普及に向けて積極的に活動されています。

華やかな香りの追求をメインとする酒造りとは一線を画し、米由来の旨みや甘みを感じられる食中酒として美味しいお酒を醸す!という一貫した姿勢のもと、お米をはじめ「オール広島産」へのこだわりにも共感できます。

純米醸造という昔ながらの造りや、活性炭素による濾過を行わないなどの「譲れないこと」への、こだわりは持ちつつ、全量速醸酒母の採用やステンレス製の麹室など、安全性・合理性を重視し、新しい技術を採用する柔軟性も兼ね備えていらっしゃるという印象を受けました。

麹室

オールステンレス製の麹室

私が初めて飲んだ、賀茂泉さんのお酒は、実は「純米吟醸 山吹色のお酒」でした。活性炭素での濾過を行わないで常温で2年ほど熟成させたお酒は、本当に美しい山吹色で、常温でも心地よい熟成香が楽しめ、ぬる燗にすると更に味わいのバランスが良くなり、当時、冷酒ばかり飲んでいた自分には、かなりインパクトがあったのを覚えています。

醪タンク上部 梯子なしで歩いてタンク内の様子が見れるよう床が二重構造になっている

醪タンク下部

今回ご案内頂いた前垣さんは、日本酒造青年協議会の会長を務めていらっしゃって、酒サムライの叙任や IWCへの日本酒部門のサポートなどを通じて、日本酒の国内外での発展に尽力されています。

自分も微力ながら日本酒の応援を始めたものとして、少しでも日本酒の発展に貢献できるよう頑張って行きたいです!

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