MTT浜松公演‼️ ー グルメ編 ー

こんばんは。

今回はMTT浜松公演のグルメ編です。

前回のレポートで書いたように、今回観れるのは土曜日の夕方公演のみでしたので、一泊二日でも、十分時間もありますので、色々と計画は立てていました。

荷物をホテルに預けて、まず、お昼ご飯を食べに向かったのが、こちら。

浜松だったら「鰻」と誰もが思うでしょうが、実は、このお店は「とんかつ屋」さんです。カウンターのみ8席の狭いお店で、老夫婦お二人で切り盛りしていらっしゃいます。

メニューはロースカツ、ヒレカツ共に、それぞれ「松」「竹」「梅」がありますが、お値段の違いはお肉のサイズということで、松だと300g超、竹で240g、梅で180gということだったので、「ロース梅」をオーダー。衣の色から判断して、ややしっかりめに揚げてある感じでしょうか。

中身は薄っすらと美しいピンク色。ロースなので、結構、脂もあるのですが、これが不思議なほど、嫌味がない!というか、脂が美味しい!そして、肉は肉で、噛みしめると脂分とは違う旨味たっぷりの肉汁が染み出してくる感じで柔らかい・・・。もちろん、衣はサックサクなので、その対比が、また絶妙。当然、お塩でいただきました!いやあ、これは美味しいトンカツでした。浜松に行かれた際には是非ともオススメです。

そして、お腹を満たした後は、浜松城へ。

この石垣の積み方が「野積み」といって特徴的なんだそうです。

天気は最高で、近くの公園も散策。紅葉もですが銀杏も美しく色づいていました。

で、公園の一角にあるお洒落なスタバで休憩。この公園、リスも沢山いて、スタバの中からも、木々の枝の上を動かき回る可愛らしい姿を見ることができます。

さて、そして夕方公演を堪能した後は、こちらのお店へ。あの居酒屋探訪家の太田和彦さんオススメのお店です。

今回、そもそもチケットが取れてなくて直前まで行けるかどうかわからなかったので、直前での予約になりましたが、運よく小上がりのお座敷の席を確保できました。

まずは生ビール!

お通しは鯖の煮物。もう、これがいきなり完成度高過ぎの絶品。身の厚みも凄いんですが、しっとりとして柔らかくて適度に脂も乗っていて美味しかったです。

お店のメニューは、こんな感じで、どれも美味しそうで目移りしてしまいます。食べログのレビューでは。絶対シメサバを食べるべき!とのコメントが多くて、実際、メニューの先頭に書いてあることから、定番中の定番なのでしょうけど、お通しで、美味しいサバをいただいたので別のものをオーダーすることに!

そして、白子と野菜のポン酢サラダ。

このように野菜の下にタラの白子が埋まっているんですが、野菜もセリや三つ葉、ねぎ、ミョウガなど、薬味系?の千切りで、これが美味い!

そして、これをポン酢につけて食べるわけですが、このポン酢が普通じゃないんです。たっぷりとお出汁の効いた自家製おろしポン酢で、これが味が濃厚なんだけど、おろしでサッパリしてて、薬味系野菜と白子を絶妙に結びつけ、そこに、ピンクペッパーがアクセントになる!という至福・・・。連続KO状態です!

実は、このお店、メニューを見てもわかるように、純粋な和食店ではなく、テリーヌとか、ゴルゴンゾーラとか、フォアグラとかフレンチか、イタリアンかと思うようなメニューがありますし、直球勝負で「ワイン用の刺身もり」なんてメニューもあって、和洋折衷の創作料理を出していて、親方が日本酒担当、ソムリエの資格を持つ奥様がワイン担当で、飲み物も多様な選択肢があるんです。

しかし、この日は日本酒を飲む!と決めていたので。親方にお任せでお願いしました。

まず出てきたのがコチラ。岡山の白菊酒造さんの「サンライズブルー直汲み」。私は知りませんでしたが、実はこのお酒、「頭でなく感性でお酒を楽しもう!」というコンセプトの下に、主に日本酒の蔵20が集まって作った、

Concept Workers Selection (CWS)

と名付けられた「連携した動き」の中で造られたお酒で、ラベルのデザインもプロのデザイナーに依頼しているのでクールですし、地域密着ということで100%岡山産のお米を使っているのです。HPを見たら、広島県の酒蔵が4つも参加していましたす、海外への情報発信にも前向きのようですので、今後、私もCWSの活動には注目していきたいと思います。

さて、次の料理はニンジン豆腐。見た目もそうですが、食感もババロアみたいな感じで、ほんのりお出汁が効いている上品な味付け!これまた美味しい!

お次は「浜名湖産カキの切り干し揚げ」。カキの身に干し大根の混ざった衣をつけて揚げたものなんですが、大根だけでも、表面のパリパリした部分と、中のプニュプニュした部分で食感が違うのが面白いですし、もちろん、その更に中にあるカキの旨味もしっかり感じられ、マスタードが入った濃厚なタルタルソースとの相性は抜群!

そして、次の日本酒は、地元静岡の志太泉の冷やおろし。米の甘みをしっかり感じることができるお酒でした。

次の料理は「金目鯛のポルチーニ」を頼もうと思ったのですが、女将さんが「里芋の素揚げ」の方が、ポルチーニの香りが楽しめるとおっしゃったので、そちらをオーダー。シンプルな里芋の素揚げに乾燥ポルチーニの粉末がまぶしてあって美味しかったです。

で、お次は「パテ・ド・カンパーニュの炙り」なるものをオーダーして見ました。上に乗ってるのは、赤ワインで煮込んだプルーンです。いやああ、これは赤ワインが欲しくなりましたね。もちろん、これに合わせてグラスの赤ワインを1杯だけオーダーすることも出来るのですが、やめておきました。

そして、お次の日本酒は、先ほどと同じ、志太泉酒造の令和元年の新酒、純米生原酒なので、インパクト強いのですが、これが、濃厚な味のパテ・ド・カンパーニュに合うんですよね。

更に、太田和彦さんが絶賛していた「めんたい子の黒ドロ焼き」もオーダー。

上に乗っている「黒いもの」は、イカの塩辛とイカ墨を煮詰めて?作っているそうで、それ自体味が濃くて、それと明太子を一緒に食べるわけですから、食べ方としては、極々少量を口に入れて、お酒をチビチビ飲む!ということになるわけですね。

 

さて、いよいよ締めです!「イクラめし」と「肉の詰まったペンネアラビアータ」で、どっちにするか悩みましたが、想像の斜め上をいきそうな「ペンネアラビアータ」をオーダー。

そして運ばれてきたのがコチラ!生トマトを使ったどろどろのスープの中に、確かにペンネらしきものは入ってますが、大葉にレモンが乗ってる???いやあ、なかなか凄いものが出てきました・・・。

で、まずはペンネを食べてみます。すると、何だか独特の食感❗️茹で上がったプルプルのパスタでなく、外側がカリッとしてるんですよ。揚げてあるのかな?そして、中には確かに挽肉が入っていて、そこにスープが絡む・・・。このスープが、見た目はイマイチですけど、フレッシュトマトの酸味、強烈なニンニクの風味、オリーブオイル、そして何かのお出汁が効いた絶品のものでして、そこに更にレモンを絞ると別の酸味が加わって複雑味が増し、ペンネを大葉で巻いて食べればサッパリとした味わいにもなる・・・。いやああ、深い・・・深過ぎます!もちろん、スープまで完飲です!

そして、このペンネに合わせて親方がチョイスしてくれたのが、山形の竹の露酒造場の「はくろすいしゅ Fairy55 小悪魔バージョン」。

コチラ、ワイングラスで美味しい日本酒アワードで金賞を取ったお酒ということで、確かに飲みやすいし、女性受けしそうなお酒でした。エチケットも可愛らしいですしね。もちろん、ペンネとの相性も完璧!

そして、まだ先ほどの「明太子の黒どろ焼き」が残っていたので最後のお酒を!

偶然にも親方が広島のお酒を出してくレました。最近好きな「神雷」を醸す「三輪酒造」のお酒で、ワインを意識して、最近はやりの「米も水も人も地元」というものですね。力強くて美味しかったです。

というわけで、素晴らしいアイスショーを観れて、その後、素晴らしいお店でお料理、お酒を堪能して浜松の夜は最高でした!是非、今度はカウンターに座って、親方と日本酒談義を交わしながら飲んでみたいです。

次回、グルメ編その2に続きます!と言いたいところなのですが、実は、食事を終えて、ホテルに帰った後に急激に体調が悪化。やむなく日曜日の予定をキャンセルして新幹線で帰宅したのですが39度を超える熱が出て、しばらく寝込んでしまいました(泣)。

実は、ショーの前から、喉が痛くなってきていて、声もかなり枯れてきていて体調イマイチだったのですが、真央ちゃんパワーで復活し、「リッツの煽り」で近くまで来てくれた時は、精一杯のしゃがれ声で叫んで、OK👍サインもらえて嬉しくて、その流れが続く中で、美味しい料理とお酒にもパワーをもらって踏ん張っていたんですけど、それが一気に剥げ落ちたという感じでしょうか・・・。やはり、無理はいけません。。。

それにしても、真央ちゃんのおかげで今年も、本当に色んな所に行って、色んな美味しいものを食べました。

残念ながら山口公演は、今の所、行ける見込みは全くありませんが、ブログの年末特別企画として、今年サンクスツアー を観に行って全国で食べて美味しかったものBEST10でも発表しようかな?と思ったりしています。

寒暖の差が激しく体調管理が厳しい折、皆様もお体をご自愛ください。

それでは、また。

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MTT浜松公演‼️ ー グルメ編 ー” に対して2件のコメントがあります。

  1. ぴーこ より:

    初めまして。
    いつもブログを楽しく読ませて頂いてます。
    今回はどうしてもお礼を言いたくて書かせていただきます。

    今回の浜松公演は地元ということもあり、どうしても観たいと思っていましたが、県民優先、会員先行ともに家族全員外れてしまいました。一般もあっという間に終了。
    でもこちらのブログで戻りチケットがあるということを知り、毎日仕事以外の時間は地道にチェックしていました。そして3日前の休みの日に戻りがあり、奇跡的にゲットすることができました。
    戻りチケットの存在を知らなかったら観ることはできなかったと思います。
    おかげさまでとってもいい席で観ることができました。ありがとうございます。

    その後お体はいかがですか?
    早く良くなりますように。
    これからもブログ楽しみにしています。

    1. sakemove より:

      ぴーこ様、

      コメント有難うございます。
      拙ブログで「戻りチケット」の存在を知ったことで浜松公演を観れたとのこと本当に良かったです。でも、正直、私の僅かな情報でチケットをゲットなさるなんて凄いです!それは、何よりも、ぴーこさんの熱意の賜物だと思います!私の方は、遂に山口公演はチケットを取ることが出来ず、観に行くことは出来ませんでしたが、この機会に体調を整えようと思います(笑)。今後も、チケットの入手は益々、困難を極めていくことと思いますが最善の努力だけは続けていきたいと思っております。

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