MTT島根公演ー 観光・グルメ編 その2ー

こんにちは。

今回はMTT島根公演、観光・グルメ編の2回目です。

せっかくレンタカーも借りたし、宍道湖の周りには、結構、温泉街があるので、今回は、ちょっと贅沢して温泉で体を休めつつ、松葉蟹を食べて、美味しいお酒を飲もう!というコンセプトで温泉宿に泊まりました。

宿の入口はこんな感じ。雰囲気あります!

フロントのある建物のロビー。大正ロマン風の洋館のような内装とインテリアが好み。

部屋の電話もレトロで可愛らしい。当たり前ですけど実際に使えるそうです。

貸切風呂。お庭が見えて、ゆったり入れます。源泉掛け流しで、お湯はサラリとしていて、無色透明。温度は、やや熱めといった感じでした。

そして、お風呂で温まった後は、いよいよお楽しみの食事。食事処に行くとテーブルには、もう松葉蟹が用意してありました。「小ぶり」でしたけど、身はギッシリ。

蟹味噌もタップリ!

そして、八寸が美しくて美味しい!

お造り。ここにも蟹があります。

焼き物。

揚げ物。

お野菜!

炊き合わせ!

とにかく、一品、一品が本当に手抜き一切なしで、火の通り方、味付け、どれを取っても完璧で全て美味しいんです。本当に感動しました!

そして、日本酒ですけど、何と、この宿には「しまね地酒マイスター」なる資格を持っている人がいらっしゃって、島根の地酒に関する知識がバッチリ。因みに、この資格は島根県独自のローカル資格で、コンセプトは次の通り。

素晴らしい活動ですよね。酒処の広島にも、こんな資格作ってみてもいいのでは?と思いました。

そして、日本酒のメニューにも、こだわりがありまして、各銘柄毎にキチンとした説明がなされていました。

 

島根県の日本酒と言うと、自分は、王禄とか李白、七冠馬、月山、出雲富士、十旭日あたりは飲んだことあったのですが、この宿には飲んだことのないお酒が沢山、オンリストされていてテンション上がりました。

どれも美味しかったですけど、一番気に入ったのはマイスターさんもイチオシのコチラ。島根県の酒米、佐香錦(初めて聞きました)を使って、精米歩合60%で、901号酵母を使った無濾過生原酒。香りは控え目で、適度な酸味があって、これが無濾過生原酒の濃さ、生っぽさを緩和して絶妙のバランスに仕上がっている素晴らしい食中酒でした。

この他にも、5種類の地酒を飲ませてもらって、大満足でした!

そして締めは、やはり蟹の炊き込みご飯!

そして、デザートも最高でした。

そして、翌朝の朝食。ご飯もお米の粒が立ってて、宍道湖産の蜆のお味噌汁も体に染み入ります。そして、ご飯も味噌汁もおかわりOK!

のどぐろの一夜干しも出てきましたよ。

いやあ、ここまで料理も美味しくて、お酒も充実していて、建物にも風情があって、温泉も良くて、サービスも素晴らしい宿に泊まれて、最高の時間を過ごすことができました。

そして、チェックアウトを終えた後、最初に向かったのが八重垣神社

こちらの神社縁結びの神様として有名で、スサノオノミコトとクシナダヒメが結婚された古代結婚式発祥の地だそうです。境内には、二つの幹が途中で一つになる「夫婦椿」なるものもあります。

しかし、何と言っても、この神社で有名なのは「鏡の池での縁結び占い」です。

社務所で売られている半紙の真ん中に小銭を乗せて池に浮かべ、早く沈めば早く良縁があるということのようです。

この占い目的で訪れる参拝者が多いからだと思いますが、圧倒的に女性が多かったです。

まあ、せっかくなんで自分もやってみました。池に半紙を浮かべると文字が浮き出てきたのですが、それは、縁結びとは何の関係もなくて、

「穏やかな心を持てば神助ある 西と南 吉」

とありました。自分は時々、カッとなることもありますので、真摯に受け止めなくてはいけませんね(笑)。

硬化の重みで、徐々に徐々に水が紙の上に溜まってきて、その重みで沈んでいくのですが、この様子を見てるのが楽しかったです。15分以内には沈みましたから、今後は、きっと心穏やかに過ごせるのでしょう。あと、MTTは西と南の公演が当たりやすいのかも!

これまた予想以上に楽しかった八重垣神社を後にして、天守閣が国宝である松江城へ。

城を囲むお堀も風情があります。お堀を巡る船にも乗りたかったんですけど、さすがに時間がなくて泣く泣くあきらめました。

立派な天守閣!ここも、本当は歴史とか建物の造りの特徴を教えてくれるガイドさんと周りたかったですね。

天守閣の最上部からの宍道湖方面の景色です。だんだん雲行きが怪しくなってきていました。

そして、お昼はお城のお堀沿いにあって真央ちゃんが訪問した八雲庵さんへ。

ここの名物は鴨なんばん。真央ちゃんも、これを食べたそうです。これスープの色は薄いですが、お出汁が効いてて凄く美味しかったです。黒いお醤油色の関東と違って、お出汁の効いた関西風。欲を言えば、もう少しお野菜があって、塩分を少し減らしてもらえれば最高だと思うんですけどね。

そして、ありました!真央ちゃんのニューサイン!

店内には非常に多くのサインが飾ってあって、なかなか真央ちゃんのサインが見つからなくて、お店の人に聞こうかな?と思ってたら、壁ではなく、何と一番目立つレジの前に飾ってあったのです(笑)。

そうそう、吉田沙保里さんのサインもありましたよ。

さて、腹ごしらえを終えて次に向かったのが佐香神社。別名、松尾神社といって、酒の神様が祀られている場所であり、日本酒に関わるものとしては、絶対訪れてみたい場所でした。

田んぼの中を通る道にある「一の鳥居」。

そして、「二の鳥居」、「三の鳥居」と続きます。

本殿はコンパクト。

出雲風土記には、この場所でお酒が醸されたとの記載があり、奈良と酒造り発祥の地の座を争っている?ようですが、日本酒の酒造が許されており、毎年10月13日には一石分(180ℓ)の濁酒が参拝客に振る舞われるんだそうです。

そう言えば、私の取った日本酒学講師という資格の資格証にも、出雲佐香神社の印がありました。

御朱印帳もお願いしました。

佐香神社を出て、サンクスツアーの会場へ向かう頃から雨が本降りになってきました。

そして、ショーが終わって、急いで空港に向かおうと会場を出ると、物凄い土砂降り・・・。

真央ちゃんの色んな想いが込み上げて降らせた涙雨だったのかも?なんて・・・。

というわけで、初めての島根県、出雲・松江の旅は思い出に残る楽しいものでした。また行きたいです!

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