初夏の東北の旅 ー その1 ー
こんばんは。
随分と久しぶりの投稿となってしまいました。醸造協会のセミナーに参加したり、実家に帰ったりと、珍しくバタバタとしておりました。
真央ちゃんの「幸せはリンクの中に〜浅田真央人生の第2章〜」は実家のある広島で母親と一緒に見ましたが、真央ちゃんのツアーへの熱い想い、ショーを観に来てくれるファンを大切にするプロ意識、そして、それに応えるチームのメンバー達の成長・・・。母も番組の内容に感動はしていましたが、何度も大粒の涙を流す私を見て、きっと驚いたと思います(笑)。
まあ、あれは泣きますよね。間違いなく、ますますサンクスツアー への関心が高まり、チケット争奪戦が激しさを増すのは確実でしょう。今日発表の、茨城公演の抽選結果も、あまり期待しないで待ちたいと思います。
さて、それでは今回の旅行について書いていきます。
まず、最初に目指したのは岩手県の遠野です。柳田國男の「遠野物語」で知られる所で、その物語の中に登場する河童や、座敷童子の伝説でも有名ですよね。座敷童子と言えば、浅田真央展を開催している高島屋さんも大幅増益でしたし、真央展のグッズでマグカップを提供しているノリタケさんの株価もモリモリと上昇するなど、ファンの間では、真央ちゃんの座敷童子っぷりは有名な話ですよね!
東京駅から東北新幹線に乗って、新花巻駅で下車して、釜石線に乗り換えてお昼前に遠野に到着。この路線は週末にはSLが走っているので、駅名の書いてあるボードも可愛らしかったです。
駅の外観も趣があります。
天気も最高だったので、早速、駅前の観光センターで、自転車を借りてサイクリングに出発。
まず、目指したのはカッパ淵!道沿いには、こんな像もありました。
そして、こちらが、カッパ淵。
前の日に雨が降ったらしく、川の水は濁っていましたが、確かに何かが居そうな?雰囲気はあります。
このカッパ淵の近くにある常堅寺の境内には、頭のてっぺんが窪んでいる「カッパこま犬」なるものもあります。
とにかく、町のいたるところにカッパに絡むものがあります(笑)。
カッパ淵の後は、伝承園という施設に行き、再生された古民家で、この地域の昔の農家の生活様式を垣間見ることができました。
そして、昔ながらの水車を目指したのですが、そこへの道のりが、ひたすらダラダラとした坂道を自転車で登らなければならなかったので、本当に辛かったです。これが、その水車です。
しかし、この水車。パンフレットやネットで見た下の写真と全くイメージが違ったんですよね・・・。
恐らく、建物の傷みが激しくなったことから、維持・保存する為に改修工事を行ったのでしょうけど、外壁に古材を使うとか、もう少し、以前の趣を残すように出来なかったんですかね?あまりにも風情がなくて、少し残念でした。
まあ、しかし、遠野の町は道は整備されていて走りやすいし、風が強かったですけど天気は最高だったので気持ち良く3時間近くのサイクリングを終えることが出来ました。でも、もし遠野でサイクリングされるのであれば、絶対に電動アシスト付きのものにすることをオススメします。急な坂道はありませんが、緩やかなアップダウンは結構ありまして、かなり疲れますから・・・。
自分は、まだまだ、今回、行けてない名所も沢山ありますので、また来ても良いかも!
そして、遠野から盛岡に移動する電車の中では「どぶろく」を飲みました。
現在は、日本酒を造る為には酒造免許を取ることが必要で、勝手にお酒を醸造することは出来ないのですが、ここ遠野は「日本のふるさと再生特区」における、いわゆる「どぶろく特区」の第一号に認定された地なんですね。自分は「からくち」を選んだのですが、濁りの割にはスッキリとした味わいで美味しかったです!
そして、盛岡到着後は、「わんこそば」、「冷麺」と並ぶ盛岡三大麺の一つであるジャージャー麺初体験!
うどんみたいな麺ですが、もちもちしていて、味噌と混ぜ合わせて、ラー油やお酢を少しづつ加えて、自分好みの味を見つけていくのが楽しい!そして、更なるジャージャー麺のお楽しみは「ちーたんたん」。麺と具材を少しだけ残しておいて、そこに麺の茹で汁を入れてもらい、そこに生卵を割って、味噌や塩で自分で好みの味付けをする締めのスープみたいなものです。これが、また美味しい!この「ちーたんたん」、卵代の50円だけで追加出来ますから絶対にオーダーすべきです。
さてさて、そして、お楽しみの夜は、再び、八戸に!
八戸には、数多くの横丁があって、これが一番にぎわっている「みろく横丁」。
みろく横丁のお店は、殆どがカウンター中心の小さなお店で、入って行けば酒好きどうし、仲良くなれるのでしょうけど、地元の常連っぽい人も多いし、飲んでいるお酒も拘った日本酒という感じでもなさそうなので、今回もパスして予約していたお店へ。
まずは、お造り。ミンククジラの鹿の子なんていう珍しいものもありました。
そして楽しみにしていた活ウニ!全く臭みがなくて甘くて最高でした。やっぱり旬のものはいいですね!
そしてキンキ。
カニ寿司のキャビア乗せ。
更にアブラボウズという深海魚。名前の通り、すごい脂でしたが、それほどしつこくはなく、銀鱈に近い味で白米が欲しい!と思ってしまいました。
このアブラボウズ、実はこんな魚みたいです。これはキモいですね・・・(笑)。
そして飲んだ日本酒がコチラの面々。
初めて飲んだ桃川!嫌味のない甘さが心地良い。
そして、今回、一番美味しいと思ったのがコチラ。これも初めて飲んだのですが、バランスが良くて好みでした!
更に、今や、手に入らなくなった豊盃。やっぱり美味しい💕
締めは、麺のコシが凄かった冷たい山菜うどん。
この「うどん」で締めたはずなんですが、せっかく八戸に来たんですから、これで終わるのはもったいない⁉
で、昨年も行った「せんべえ汁」が絶品だったお店へ!
もう、お腹も満腹に近かったので、せんべえ汁の前に軽いものを食べようと思い「ネマガリダケ焼き」をオーダー。
このお店では、やはり八戸酒造の八仙を!まずはスッキリとした夏酒!
そして生の芳醇辛口!八仙って、香りが高くてフルーティーっていうイメージですけど、これはやや異質。
そして、そして、お楽しみの「せんべえ汁」
無理言って、量を少なめにしてもらいました。親方、そして奥様、ありがとうございます!
もう、この汁の出汁が最高なんですよ!そして、汁が染みて程よく柔らかくなった「せんべえ」の食感、野菜の旨味、プリプリの鶏肉のハーモニーが食べる者を幸せにしてくれるんです。
いやあ、八戸、やっぱり良いです!
真央ちゃん、是非とも、サンクスツアー の追加公演、八戸で演ってください!(笑)
もしチケット取れたら、また来れる!!
その2に続きます・・・。
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